日本プロ、河井がツアー初勝利をメジャーで飾る!
2011年 ダイヤモンドカップゴルフ
期間:05/26〜05/29 場所:千葉カントリークラブ 梅郷コース(千葉)
日本プロでブレークの河井博大が7位タイに浮上
国内男子ツアー第6戦「ダイヤモンドカップゴルフ」は28日(土)、第3ラウンドを行い、4アンダーの16位タイから出た河井博大が4バーディ、ノーボギーの「68」をマークして通算8アンダーとし、首位の小田孔明と6打差の7位タイに浮上した。
2週前の国内メジャー初戦「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」でツアー初勝利をマークした河井が、好調をキープしている。前週の「とおとうみ浜松オープン」では6位タイでフィニッシュ。そして今週も大逆転Vに一縷の望みをつないで最終日を迎える。
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この日はティショットでフェアウェイを外したのはわずか1ホールと抜群の安定感を発揮。初勝利をきっかけに、周囲からは生まれ変わったように見られることも少なくない。しかし39歳の苦労人は恐縮しながら「何の変わりもないんです。ターゲットに対して、しっかりスイングするだけ」と繰り返すばかり。「ギャラリーに囲まれて打つのは慣れてきたかな…。だいぶ落ち着いてきました」とポツリと言うだけだ。
7月の「全英オープン」に向けても絶好の位置にいる。夢の海外メジャーには、開幕戦の「東建ホームメイトカップ」から6月末の「~全英への道~ミズノオープン」までの8試合における獲得賞金ランキング上位2位までの選手(有資格者を除く)が出場権を獲得できる。
河井は現在、ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)、高山忠洋を抑えて同ランクトップ。それでも、出たい気持ちはあるというが、過剰なものではなく、頭の片隅に置いてあるだけ。「優勝もまったく意識はありません。計算が入ると、自分のゴルフができなくなる」と、目の前の一打だけに集中している。