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武藤俊憲「青木道場のおかげです」

「ダンロップフェニックストーナメント」の初日、武藤俊憲は1番、2番と連続ボギーをたたき苦しいスタートとなった。前半を2オーバーで折り返した武藤は、後半に入ると別人のようなゴルフで5バーディを量産。3アンダー4位タイに浮上してクラブハウスに戻ってきた。

「今日も青木(功)さんに見てもらえないかな・・・」そうつぶやく武藤に、前日の話を聞くと「練習場で声をかけていただいたんですが、それから90分間ずっとそばで見てくれていましたね。お前さんが良かったときは、そんなスイングじゃなかったような・・・と言われて、そしたら段々良くなってきました」と、青木から指導をうけたことを明かした。

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「でも一夜漬けなので、スタートしてすぐは不安もあってボギーを続けてしまったけど、後半の10番でティショットを打ったときに、これだっていうのを感じたんです。そしたら、バーディを獲ることができましたね」。好感触を掴んだ武藤は「今日も青木道場を開いてもらいたいですね」と、クラブハウス周辺をキョロキョロする。

現在賞金ランキング16位の武藤は、最終戦の日本シリーズ出場枠に入っているが、さらに上位で最終戦を迎えたいという。「谷口(徹)さんに言われるんですよ。『そんなランキングじゃ最終戦のスタートは早い時間になるで』って。だから少しでも遅い時間にスタートできるようにランキングをあげておかなきゃ」と笑う。最終戦は2サムでのラウンドになり、初日の組み合わせは、賞金ランキングが低い順にスタートする。現在の16位ならば、全体の半分よりも下になるため、スタートは凍えるような寒さで迎えることになりそうだ。(宮崎県宮崎市/本橋英治)

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2011年 ダンロップフェニックストーナメント



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