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昨年王者の小田孔明は難レイアウトを警戒

国内男子ツアーの第6戦「ダイヤモンドカップゴルフ」は24日(木)から4日間、千葉県のザ・カントリークラブ・ジャパンで開催。昨年王者の小田孔明には“自身3度目”となる大会連覇の期待がかかっている。

同大会は関東地方、近畿地方の名門クラブを舞台として、年毎に開催会場を替えるサーキット・トーナメント。今年のディフェンディングチャンピオンは、開幕前日の23日(水)のプロアマ戦を終えると、難易度の高さを口にした。

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今年度のコースは丘陵地の上、ドッグレッグの多いトリッキーなレイアウトが待ち受け、選手たちは精度の高いショットを要求される。「風が上空と地上で違う方向に吹くホールが多い。まずはフェアウェイに乗せておかないと話にならない」と小田。また、「グリーンが横に長いので、ショットが短かったり、大きかったり“タテ”に外すと難しい。グリーン周りでいかに寄せるか」と、ショートゲームにも警戒心を漂わせた。

ところで、これまでのツアー通算5勝は、昨年大会のほかは、2008年、09年の「カシオワールドオープン」と09年、10年の「東建ホームメイトカップ」での勝利。つまり2度の大会連覇を達成しており、今大会は3度目の連覇を狙う立場となる。

2週前の「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」で発症した首、肩痛は癒え「体調は大丈夫」とキッパリ。予選ラウンドの組み合わせは尾崎将司池田勇太と同組に。昨年は雨の中の戦いを逃げ切りで制したが「勇太の調子が良さそうだから、付いていこうかなと思う」と、虎視眈々と偉業達成に挑戦する。(千葉県木更津市/桂川洋一)

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