太田直己が5アンダー首位タイ!チャレンジ2勝目へ好発進(初日)
2012年 富士カントリー可児クラブチャレンジカップ
期間:05/24〜05/25 場所:富士カントリー可児クラブ 可児ゴルフ場 志野コース(岐阜)
太田直己が5年ぶりのチャレンジトーナメント優勝!
岐阜県の富士カントリー可児クラブ 可児ゴルフ場 志野コースで開催された、国内男子のチャンレジトーナメント第3戦「富士カントリー可児クラブチャレンジカップ」最終日。首位タイからスタートした太田直己がこの日も「69」とスコアを伸ばし、トータル8アンダーでフィニッシュ。2位と1打差の苦しい戦いだったが見事に優勝を勝ち取った。太田にとって、2007年の「PRGR CUP」以来の優勝となり、5年間待ちに待った優勝となった。この優勝により、太田は6月に岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開催される「~全英への道~ミズノオープン」の出場権を獲得した。
最終日をトップでスタートした太田だが、決して楽な試合展開ではなかった。インスタートからテッド・オーが猛追し、1打差まで追い詰められた。太田も追い上げるオーが迫っていることには気づいていたと話す。「途中、僕が9アンダーの時に7アンダーの人がいたので、スコアを8アンダーに落とした時は並ばれたかなとも思いました。ただ今日は、初日の延長のまま落ち着いて出来ていました。守りに入ったら後手後手になってしまうと思って、攻めのゴルフを朝からやっていました。前半3アンダーで最高の形でハーフターンが出来て、後半もロングでバーディが来て、そこからは安全運転でいきました」。落ち着いたゲームプランが優勝につながった。
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5年ぶりの優勝ということについて太田は、「長かったですね。今はチャレンジトーナメントのレベルが本当に高くなっていると思います。勢いのいい若手もいるし、シード選手だった有名な選手もいるし、その中で優勝することは大変なことだと思います。」と喜びもひとしおだ。
しかし、太田にはオフの練習によって例年より手応えがあった。オーストラリアでのラウンド中心の練習、打ち込みをやった結果、万全の状態でシーズンを迎えられた。序盤は結果が結びつかなかった時もあったが、ようやく結果として表れた。今回の優勝でつかんだ『~全英への道~ミズノオープン』の出場権。当然、上位選手へ与えられる全英オープンの出場権にも意識は行く。「思っていてもそう簡単にはいかないと思うけど、出場選手全員にチャンスがあるわけだから、出るからにはダメもとで狙って行きたいと思いますね。」レギュラーツアーでの太田の活躍にも期待したい。
当面の太田の目標はチャレンジトーナメントで賞金ランキング上位に入り、来シーズンのレギュラーツアーへの出場権を獲得することだ。その為にも、来週からの千葉での2連戦(紫CCすみれ・GMAチャレンジトーナメント、ISPS・CHARITYトーナメント)は地元千葉県出身の太田にとって重要な2連戦になる。太田自身も、「地元だし結果を出していきたい。特にISPSチャレンジの鶴舞CCは中学校の頃から練習させて頂いて知り尽くしている感じなので頑張りたい。」と意気込んでいる。
現在、チャレンジトーナメントに主戦場を置いている太田だが、目線はレギュラーツアーへ向いている。今後の太田の活躍に注目だ。