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池田&小田ペアは失意の逆転負け

日韓男子プロゴルフ対抗戦「ミリオンヤードカップ」2日目、初日と同じ師弟コンビでリベンジに挑んだ池田勇太小田龍一の二人は、S.K.ホ、チェ・ホサンの韓国ペアをあと一歩のところまで追い詰めながら、残り2ホールで逆転されて、ポイント獲得はならなかった。

「15番で自分が3パットして相手に流れを委ねてしまった。そこが一番の決着点。そこまでは良い流れで進んでいた」とぶぜんとした表情の池田。2打リードして迎えた15番(パー5)、2オンに成功した池田の球はピンまで上って下る12mほどの距離に止まる。先に池田と同じラインからアプローチしたS.K.ホの球が傾斜の頂上付近で止まったのが一つの勝負のあやとなった。

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下りより、上りのパットを残そうという意識で打った池田の球は、カップを通り過ぎて3mオーバー。返しのパットも決められずに3パットのパーとしてしまう。命拾いした韓国ペアは、直後の16番でバーディを奪って1打差に詰め寄った。

続く17番(パー3)、勢いに乗るS.K.ホは、ティショットをピンそば30cmにぴたり。日本ペアは、先に打った小田が9Iでグリーンをオーバーして奥のバンカーへ。8Iで軽目に狙った池田の球は、グリーン手前の傾斜に落ちて池の中へと消えていった。

「昨日以上に気合が入っていた。結果はこうなんで仕方ない。とにかく気持ちを切り替えて個人戦で勝つだけ」と池田。一方の小田も「すごく良い流れだったのに、僕も後半稼ぐことができなかった。17番はパーセーブしたかった」とうなだれた。どんなに良いプレーをしても、結果は勝つか負けるかだけ。対抗戦の厳しさが垣間見えたマッチとなった。(長崎県長崎市/今岡涼太)

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