池田勇太が「62」で2位に急浮上!武藤俊憲は首位堅守
池田、藤本ら男子ツアー選手が宮城県を激励!
8月27日(月)、JGTOツアーメンバーの倉本昌弘、宮本勝昌、谷原秀人、J・チョイ、池田勇太、藤本佳則の6選手が、宮城県仙台市と岩沼市を訪問しイベントに参加した。
このイベントは、『ゴルフで宮城県を元気に!』のスローガンのもと、JGTO(日本ゴルフツアー機構)のツアーメンバーが日頃から取り組んでいる“ゴルフ”を通じて、東日本大震災で甚大な被害を受けてしまった宮城県を、様々な形で元気づけようと始まったイベントで、昨年7月6日の宮城県牡鹿郡女川町への10選手による訪問、今月2日、3日に中嶋常幸と星野英正が宮城県亘理郡山元町を訪問したことに続く第3弾として開催されたもの
<< 下に続く >>
午前中は、仙台市内にある『泉国際ゴルフ倶楽部』において、東北高校のゴルフ部員27名と東北福祉大学のゴルフ部員12名へのゴルフレッスン会を開催。昨年のジャパンゴルフツアー『三井住友VISA太平洋マスターズ』で、アマチュアながら優勝を果たした松山英樹も東北福祉大学ゴルフ部の1人として参加し、大学の先輩でもある池田勇太から直々のレッスンを受けた。池田は、「もう教えること無いだろ~」と冗談を飛ばしながらも、手取り足取り、熱心にレッスンをした。
午後は、岩沼市にある「グリーンピア岩沼」で、岩沼市と名取市の小学生60名を招待して、スナッグゴルフ体験会を開催。宮城県内では、この日が2学期の始業式だったということもあり午後の開催となったのだが、夏休み中に真っ黒に日焼けした子供たちの元気いっぱいの声がグラウンドに広がった。
大半の小学生がゴルフの経験がなく、初めはクラブをボールに当てることに手古摺っていたが、プロたちがクラブの握り方から、スタンスの取り方、姿勢、クラブの上げ方と下ろし方と、1つ1つ丁寧に指導し、最後にはほぼ全員の小学生がボールを前に飛ばすことができるようになり、ボールが遠くに飛ぶ度に大きな笑顔と歓声が広がった。
1日のイベントを終えた各選手のコメントは、下記の通り。
倉本昌弘(ジャパンゴルフツアー選手会会長)
「今日は本当に楽しい1日を過ごすことが出来ました。今回のイベントはJGTOと選手会が一緒になって開催されたもので、今回で3回目だったが、今後もこのような訪問だったり、物資の支援だったり、何らかの形で継続的に震災の復興支援をしていきたいと思っています」
宮本勝昌
「ボクは、去年の女川町の被災地訪問も行かせていただいたのですが、その時は、本当に言葉を失ってしまうくらいの衝撃がありました。それから約1年が経って、まだまだすべてが元通りなったわけではないけれども、でもこうして子供たちとふれ合うことによって、みんなの笑顔を見る度に、だんだん元気になってくれているんだって実感するこができました」
谷原秀人
「午前中は高校生と大学生、午後は小学生たちとふれ合うことができて、とても楽しかったです。ボクは東北福祉大出身ということもあって、やっぱり宮城県にはそれなりに想いもあるので、今後もこのような活動に参加していきたいと思っています」
ジェイ・チョイ
「去年の夏、ボクは被災地の小学校に、仲間たちと一緒にスナッグゴルフの用具セットを寄贈させてもらいました。今日はその寄贈した小学生たちのゴルフの上達ぶりをこの目で見ることが出来て本当に嬉しかったです。子供たちの笑顔を見ることができて良かったです」
池田勇太
「ボクにとって宮城県は第2の故郷です。震災が起こった時、ボクはアメリカに遠征中でした。帰国後した後、被災地を訪れた時には、言葉にならない光景を見て、本当に涙が出ました。でも今日、こうして子供たちの笑顔を見ることが出来て、今日は本当に嬉しかった。被災された皆さんは、今でも不自由な生活を余儀なくされておられるかと思いますが、ボクも自分なりに、出来る限りのことを皆さんにしていきたいと思っています。また必ずここに来ますので待っていてください」
藤本佳則
「今日は子供たちの笑顔を見ることが出来て本当に良かったし、本当に嬉しかったです。ボクも大学時代はこの宮城県で生活をさせてもらっていましたから、やっぱり想い入れはあります。また、スナッグゴルフは今日初めてやりましたが、すごく難しかったですね。またこういう機会かある時には、是非参加させてもらいたいと思います」