呉阿順が“異色”プレーオフを制して初勝利!池田勇太は2週連続2位
2012年 TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙
期間:09/06〜09/09 場所:涼仙ゴルフ倶楽部(三重)
1打差でプレーオフ進出を逃した上平栄道
雷雲接近のため3日目が中止となった「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙」の最終日を通算15アンダーの単独首位で迎えた上平栄道。その最終日も雷雲接近のため10時28分に中断となった。
11時15分に最終組でスタート予定だった上平はドライビングレンジで練習中にサイレンを聞くことになった。このままプレーが再開されなかったら、上平のツアー初優勝が確定という状態で中断は続いた。
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ところが12時5分にクラブハウス内の放送で「12時40分から再開します」とアナウンスがあった。上平は再び練習場に向かい、体をほぐしてから1番ティに立った。前半は2番でボギーを先行したが、3番パー5でバーディ。周囲はスコアを伸ばしていたが、上平はパーを重ねて順位を下げてしまった。
それでも後半の15番、さらに17番でバーディを奪い首位と1打差まで再浮上。最終18番パー5は入れればプレーオフ進出という4メートルのバーディパットを残したが、決めることが出来ず3位タイに終わった。
「今日はアイアンの距離感が合わなくて苦戦しました。最後のバーディパットは入れるしかないと思っていましたし、入ると思ったのですが残念です。まあまあ、いろいろ勉強できた一週間でした。3ラウンドしかしていないけど、長かったような感じです。優勝争い経験して成長できたと思います」と、さわやかな上平らしいコメントを残した。しかし、その言葉を笑顔を浮かべて話す目元には、うっすらと悔し涙のようなものがにじんでいた。(三重県いなべ市/本橋英治)
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