タイガー・ウッズが単独首位!/エミレーツオーストラリアンオープン 2日目
2009年 東建ホームメイトカップ
期間:04/16〜04/19 場所:東建多度カントリークラブ(三重)
本気で狙います! 小田孔明が賞金王獲得を目指す
国内男子ツアー2009年の開幕戦「東建ホームメイトカップ」は、大混戦から抜け出した小田孔明が、プレーオフで韓国の金鐘徳を下し、ツアー2勝目を挙げた。その小田は表彰式後の記者会見で「今年は賞金王を狙います」と声を大にして語った。
昨年のシーズン最終戦の1試合前「カシオワールドオープン」でツアー初優勝を果たした小田は、今シーズンを迎えるにあたり、年賀状で知人に「賞金王を取りに行きます」と記載していた。これまで目標を細かく立ててきたが、言葉に出した目標は都度クリアしているという。30歳でツアー優勝という目標は昨年見事に達成した。そして34か35歳で「マスターズ」出場という目標もあるが、その前に31歳を迎える今年「賞金王獲得」を目標とした。
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「賞金王が取れる自信はないですよ。目標は大きいほうがいいじゃないですか。海外はツアー参戦までは考えていなくて、メジャーにスポットで良いので出てみたい。タイガー・ウッズとかフィル・ミケルソンとかと同じ組で戦いたいですね。メジャーでは打ちのめされるかもしれませんが・・・」。小田はメジャー出場のためにも賞金王になって招待枠の確保を狙う。
開幕戦で幸先の良い優勝を挙げられたため、年間の優勝目標も3勝と公言。しかし、小田にも目先の狙いが他にもある。今大会と2週間後に開催される「中日クラウンズ」の2試合でもっとも獲得賞金の高い選手にボーナスとして1,000万円が贈られる。今回優勝した小田が現在もっともそのご褒美に近いところにいる。「中クラは気合入れていきますよ。あそこ(名古屋GC和合C)もグリーン速いし、相性もいいですからね」と、ボーナス狙いを笑顔で話す小田。この会見が行われたのは16時、会見終了と同時に小田の視線は時計に移った。「皐月賞(の結果)は?」それまでの笑顔から急に真剣な表情に変わった。どこまで貪欲なのだろう。