デビッド・ゴセットを迎え撃つ、片山晋呉が大会連覇を狙う!
サントリーオープンアマプロチャリティトーナメント
今年で30回目を迎えた国内男子ツアーのサントリーオープンゴルフトーナメント。毎年、開催週の水曜日に多数の有名人を迎えてアマプロチャリティトーナメントが行われることで有名だが、今回も歌手やお笑い芸人、そしてスポーツ界を代表する面々が集まり大会を盛り上げた。
アマプロの試合は、トリプルイーグル10点、ダブルイーグル8点、イーグル6点、バーディ4点、パー2点、ボギー1点、ダブルボギー以上は0点という採点方式で、プロ1名とアマ3名の合計4名が1組となり、18ホールの合計ポイント数を競うゲームだ。この試合で優勝したのは大会ホストを務める中村通プロの組で、109点をゲットした。有名人がいた組では、芹沢信雄プロが柴田恭平、近藤真彦を引き連れて104点をマークし5位に入ったのが最高だった。
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特に人気があったのが昨年度チャンピオン片山晋呉の組だった。“永遠のトレンディ俳優”石田純一をはじめ、歌手の西城秀樹、タレントの中山秀征というバラエティに富んだグループで、11番パー3ではワンオンに失敗した石田純一が、罰ゲームということで次々とモノマネの持ちネタを披露しファンを沸かせた。
また大会スポンサーであるサントリーから、モルツ球団所属の面々が出場。元阪神タイガースのランディ・バースや川藤幸三などがファンとの楽しいひと時を過ごした。今大会の招待選手である米国出身デビッド・ゴセットもこの組について、バースとともに談笑するシーンもあった。
芸能人ファンにとっての楽しみは水曜日で終わりだが、ゴルフファンにとっての興奮は木曜日から始まる本戦だ。そしてサントリーオープンは、ギャラリーに本戦を楽しんでもらうための十分な配慮が施されているトーナメントといえる。
まずギャラリーのためのスペースが充実しており、飲食コーナーをはじめ、パッティングコンテスト、チッピングコンテスト、試打コーナーや子供向けの開放スペースもある。お父さんがトーナメント観戦をしている間、お母さんは子供とゆっくりできる場があるので、家族連れで行っても十二分に楽しめる。
特にゴルフ観戦したことがないファンの方には、お勧めのトーナメント。ただし、まだ日差しが強いので日焼け止めやサングラス、帽子などの備えは忘れずに。