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テキストライブ/ダンロップフェニックストーナメント 3日目

■ トラブル発生! フェニックスの風は読みにくい

2002/11/23 土曜日 午後4:00
17番パー3はグリーンの傾斜もあり簡単なホールではない。そして、松林の高さを越えるアイアンショットが必要になるため、風の計算も難しい。写真は宮本勝昌がグリーンを大きくオーバーし、アプローチを行うところ。ギャラリースタンドが飛球線にかかるため、救済処置を受けた。ドロップした場所はもちろん林の中、アプローチは転がすことしかできず、グリーンを駆け上がるとそのままオーバーしてしまった。そこから寄らず入らずで、ダブルボギーになってしまった。ほんのちょっとの読み違いが、大きなミスにつながることもあるのだ。

■ 今日のタイガーはドライバーが不調だ!

2002/11/23 土曜日 午後2:00
初日ラウンド終了後、アイアンショットがダメと言ったタイガーは、2日目にはパターが入らず苦しんだ。そして3日目は、ドライバーショットが安定しない。先ほど12:00の写真では左に引っ掛け、13番も左。14番は右の林方向に飛んだが、これは木の枝に当たって跳ね返るラッキーに救われた。スコアの方は、7、8番で連続バーディを奪ったが、10番でボギー。11番パー3で再びバーディを奪ったが、13番をボギーにしてしまい現在4アンダー。首位の横尾は8番を終えてすべてパープレーを続けている。7アンダーからスタートしたジャスティン・ローズが、4、5、7番ホールでバーディを奪い10アンダーまで伸ばした。横尾との差はわずかに1つとなった。

■ パープレーを続けるタイガー、7番ティショットは左へ

2002/11/23 土曜日 正午12:00
3アンダーでスタートしたタイガー・ウッズは、1番ホールから6番まですべてパー。前日イーグルを奪った4番パー5でもスコアを伸ばすことができなかった。そして迎えた7番パー5、初日にバーディを奪っているだけに、なんとしてもバーディが欲しいところだ。しかし、渾身の力で振ったドライバーショットは、唸りを上げて飛び出したが方向は左。ギャラリーまでは届かないが、2オンは難しそうなポジション。ここからスコアを伸ばしてこられるのか!?

■ 最後の調整、スタート前の練習グリーン

2002/11/23 土曜日 午前11:00
スタート直前、選手は必ずこの練習グリーンに立ち寄る。それは、その日のパッティングの調子を計ることはもちろん、時間調整も行っているのだ。スタート時刻に遅れるとペナルティを課せられてしまう。したがって5分前にはティグラウンドに入るようにしているが、あまり早すぎても困るのだ。前の組がショットを行っている間は、ティグラウンドに上がれず、ギャラリーに取り囲まれてしまう。ロープで保護されているためギャラリーは近づけず、選手たちにとっては気軽に会話もできるコミュニケーションの場でもあるのだ。

■ 選手入場、クラブハウス前にはシャトルバスが待機

2002/11/23 土曜日 午前9:00
大会も決勝ラウンドの初日を迎える。今日のスタートはトップ組が9時40分、最終組は11時30分。注目のタイガーウッズは10時20分、リー・ウェストウッド、グレイム・マクドエルという海外からの招待選手だけの組み合わせになった。写真はフェニックスカントリークラブの正面玄関。入り口を遮るように停車している車は、大会のシャトルバスだ。練習場やシェラトンホテルへの送迎を行っている。練習場がコース最南端に位置するため、選手や我々取材陣もこのクルマで移動を行う。2日目のギャラリー数は9,400名、ギャラリーも増え、駐車場や付近の道路も渋滞がではじめた。

【GDO本橋英治】

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