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松山英樹、2位にも憮然「状態が良くない」

プロ2戦目とはいえ、すでにアマチュアでツアー優勝も経験し、日本人初のマスターズローアマチュアという肩書きも持つ。松山英樹に、“プロ初優勝に挑む“という形容詞はどうもしっくりこないのが実情だ。

「つるやオープン」第3ラウンドを最終組で迎えたこの日。力強いショットと、精度の高いアイアンで、松山は序盤からスコアを伸ばした。

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3番でバーディを先行させると、6番(パー5/565ヤード)では、3Iで楽々2オンに成功してイーグル逃しのバーディ。続く6番はラフから1メートルにつけて連続バーディとした。

「ティショットはあまり良くなかったけど、セカンドがしっかり打てた」と松山。10番もバーディとし、通算14アンダーまでスコアを伸ばした。

だが、12番でカラーから3パットしてつまずいた。「引きずっているつもりは無かったけど、(パターが)打てなくなって最後まで調整できなかった」。15番、17番と2つのパー5で確実にバーディを奪うも、16番(パー3)ではバンカーから寄せきれず、最終18番は再びカラーから3パット。パーパットは1メートルも無いものだった。

「調子が良ければ不安はないけど、徐々に良くなりつつあるときに同じミスをしてしまった。まだどう直していいか分からないので、不安が大きいです」。首位と2打差とはいえ、戦う相手は上にいる選手ではなく、自分自身だ。

「スコアを伸ばさないとついていけない。我慢比べじゃないので、不安な感じで終わっちゃいましたね」。後味悪くホールアウトした松山は、会見を終えると足早にパッティンググリーンへと向かい、すぐに球を転がし始めた。(兵庫県川西市/今岡涼太)

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2013年 つるやオープンゴルフトーナメント



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