![](https://i.gimg.jp/cmsimg/356175.jpg?w=300&h=250&mode=crop&anchor=topcenter&crop=0,10,0,0&cropxunits=100&cropyunits=100&scale=both)
日本プロの歴代優勝シーンなど【動画】
2013年 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯
期間:05/16〜05/19 場所:総武カントリークラブ 総武コース(千葉)
国内男子ツアーのメジャー初戦「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」は16日(木)、千葉県の総武カントリークラブ 総武コースで開幕。今年4月にプロ転向した松山英樹は、この“プロゴルファー日本一決定戦”は初めての参戦となる。
開幕2戦目の「つるやオープン」でプロ初勝利(ツアー2勝目)をマークし、賞金ランキングトップを快走中とシーズン序盤戦からインパクトある活躍を見せているルーキー。前週末は「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」に出場したが、その直前のウィークデーには、この総武カントリーで練習ラウンドを行っていた。
<< 下に続く >>
開幕前日の15日(水)は正午過ぎにコースに姿を見せ、ラウンドは行わず、練習場で調整。「最終日まで戦う体力がいけないので、休養しようと思いました」と体力温存を狙っていた。
しかしこの日の松山は、打撃レンジでショットを打ち込み、パッティンググリーンで練習した直後、再び打撃レンジへと向かった。「良い感じになるかなあと思って行ったんですけど…」と、思い通りにいかない弾道に顔をしかめながら、一心不乱にスイングを続けた。「絶好調です…」とは口にしてみたものの、その表情は苦笑いそのもの。「まずはティショットをしっかりいかないと」。コースの去り際には状態を嘆く言葉が口をついた。
左右を高い木々に囲まれるコースの難易度は頭に入っている。それでも国内メジャーの独特の雰囲気は「あんまりないですね」と強心臓ぶりは健在。たとえ調子が悪くても…周囲がそんな期待を寄せてしまうのが、いまの松山英樹だ。(千葉県印西市/桂川洋一)