松山英樹のフォトギャラリー
2013年 長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント
期間:07/04〜07/07 場所:ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)
松山英樹は4位タイ 獲得賞金最速1億円突破はお預け
北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブで開催された国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」最終日。10アンダーの11位タイから出た松山英樹は7バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算16アンダーの4位タイでフィニッシュした。優勝した薗田峻輔には4打及ばず、今季3勝目はならなかった。
薗田の背中を5打差から追った松山は「(通算)20アンダーを狙った。今日だけで10アンダーを目指せばいい勝負ができるかと思った」と序盤から、猛然と巻き返した。1番で10メートルを沈めてバーディ発進を決めると、3番(パー5)で2つ目。するとティショットをグリーン右の花道まで運んだ5番から、次々とショットをピンに絡めて4連続バーディを奪い、一時トップで並んだ。
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しかし10番でティショットを左に曲げ、アプローチも寄らずに初めてのボギーを叩くと、その後は停滞ムード。「前半に限っては素晴らしいプレーができたけれど、後半はパットが入らず、昨日までと同じゴルフになった」。11番以降、最終18番(パー5)で2オン2パットバーディを奪うまでパーが並び、トップに逃げられた。
単独4位以上でプロ転向後9試合目(全米オープンを含む)での獲得賞金1億円突破となったが、タイの選手が出たため、大台到達には約60万円が届かなかった。それでも現在の歴代最速は石川遼の23試合目とあって、史上最速記録の樹立は時間の問題。次に出場する18日開幕の「全英オープン」での更新にも期待がかかる。
この日は大会名誉会長の長嶋茂雄氏と初対面。プレー中に激励を浴びた。ホールアウト後は「良く頑張ったね。あともう少しパットが入ればね」と同氏からねぎらわれ、松山は関係者に促され、着用していたサンバイザーにサインを入れてプレゼント。「握手させていただいたけれど、握力が強くてびっくりしました」と恐縮しながら笑顔をのぞかせた。
オープンウィークの次週に渡英し、次なるメジャートーナメントに挑戦する。4日間を振り返り「予選2日間に比べれば、状態は完璧に近いものに戻ってきた。それはすごい収穫。だんだん良い感じでゴルフができている。調子をキープしたまま全英に向かっていきたい」。全英の翌週からは「RBCカナディアンオープン」など米ツアーにスポット参戦し、来季のシード権獲得を狙っていく。(北海道千歳市/桂川洋一)
【生涯獲得賞金1億円突破最速記録(記録の残る1985年以降)】
1位 石川遼 23試合
2位 池田勇太 24試合
3位 ベ・サンムン 30試合
4位 キム・キョンテ 33試合
5位 キム・ドフン 35試合
【生涯獲得賞金1億円突破年少記録(記録の残る1985年以降)】
1位 石川遼 17歳74日
2位 ハン・ジュンゴン 20歳193日
3位 ドンファン 21歳11日
4位 薗田峻輔 22歳62日
5位 キム・ドフン 22歳211日
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