400人を超えるパーティー参加者の前で基金設立の趣旨を説明する谷原秀人

今季の国内男子ツアーで通算10勝目を挙げた谷原秀人が発起人となった「一般財団法人 Green Seed Foundation」の設立記念パーティーが9日、都内のホテルで開催された。

大学時代を東北福祉大学で過ごした谷原は、東日本大震災の被災者のため、そして児童や障害者のために力になりたいと、この基金の立ち上げを決意。ゴルフを主体として、あるいはゴルフに関連して、福祉に関する諸事業への助成及び参加を行い、社会福祉の向上に寄与することを目的としている。

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「障害をもつ子どもたち、経済的に恵まれない子どもたち、交通事故遺児、老若男女を問わず援助を必要としている方々に、有形無形を問わずに手をさしのべ、共に喜びを感じながら、思いやりや助け合いの精神を基本とした、まさに強い社会を作っていくことを切に願い、基金設立の決意とさせていただきます」。

谷原基金の趣旨に賛同した馬場ゆかり、松山英樹もパーティーに参加した

パーティーでは発起人で代表理事の谷原が自ら、設立の趣旨を説明した。会場には、活動に賛同した女子プロゴルファーの馬場ゆかりや、大学の後輩にあたる藤本佳則、松山英樹も列席。400人を越えるパーティー参加者が谷原にエールを送った。（東京都千代田区／本橋英治）