松山が今季国内2試合目で初勝利 岩田をプレーオフで下す
2014年 ダンロップフェニックストーナメント
期間:11/20〜11/23 場所:フェニックスカントリークラブ(宮崎)
スピースも脱帽「英樹は勝負師の本能を持っている」
2014/11/23 18:43
宮崎県にあるフェニックスCCで行われた「ダンロップフェニックストーナメント」で初来日を果たしたジョーダン・スピースは、最終日最終組で優勝争いに絡んだものの、最後はプレーオフ進出に1打届かず通算14アンダーの3位タイ。グリーン上では何度も膝を折り、パターを手に苦悶の表情を浮かべた。
4日間通算でパーオン率2位タイ、平均飛距離は5位。だが、平均パット数は44位と低迷した。「パッティングがわずかにショートしたり、“リップアウト”したり。今日は自分に流れがこなかった」。72ホール目のバーディパットも、カップをかすめて天を仰いだ。
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優勝した松山英樹とは4日間ラウンドをともにして、その差は1打。だが、その1打の重みはスピースも熟知している。「英樹は17番で長い(バーディ)パットを決めたり、18番も外せば終わりという場面でバーディを獲った。勝負師の本能を持っていて、勝つために何をしなければならないかを知っている。今週は4日間一緒に回ることが出来て、いろいろなことを学んだよ」。
体調不良で宮崎を堪能することはできなかったが、コースでは“日本”に触れた。「日本のギャラリーは本当に最高。ゴルフをよく知っていて、良いプレーには大きな歓声を送ってくれる。初来日だったけど、最高に楽しい一週間を過ごすことができたので、また是非日本でプレーしたい」。宮崎のファンも、きっと“次回”を待ち望んでいるはずだ。(宮崎県宮崎市/今岡涼太)
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