国内男子の新規大会 “美しき男たちの戦い”を制するのは
2015年 ミュゼプラチナムオープンゴルフトーナメント
期間:07/09〜07/12 場所:ジャパンメモリアルゴルフクラブ(兵庫)
所属先が脱毛サロンでも・・・“アゴひげ”ホストプロが活躍誓う
2015/07/08 18:44
今季から新規競技としてスタートを切る国内男子ツアー「ミュゼプラチナムオープンゴルフトーナメント」が9日(木)、兵庫県のジャパンメモリアルGCで開幕する。ホストプロに名前を載せるのは、ミュゼプラチナム所属の小林正則、塚田陽亮、服部リチャードの3人。開幕前日はともにプロアマラウンドに出場し、今週最初の大仕事を終えた。
3人とも2014年に契約を結んでから、早々に訪れたホストプロの大役。塚田は「あまり調子は良くないけれど、意識をし過ぎることなく、チームで上にいければと思います」と話し、小林も「ホストプロとして優勝争いをしたい思いは強い。この新しい大会でひと暴れしたいですね」と自ら大会の盛り上げ役を誓った。
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ところで、ミュゼプラチナムは大会主催のジンコーポレーションが展開する美容脱毛サロンながら、アゴに黒々とした髭をたくわえた小林と塚田の2人。塚田曰く「社長には特に何も言われていませんし、小林さんも剃るつもりはないみたいですよ」とのことで、確かに小林も昔からのアゴ髭は変わらぬままだ。塚田は「ルールとかは特にありません。社長はお酒を飲みながら親身になって相談に乗ってくれるし、ゴルフがやりやすいチームです」という。
また、2013年にプロ転向した服部リチャードは今週がレギュラーツアー初出場。米国ロサンゼルスに生まれて3歳からハワイで過ごし、師事するデビッド・イシイの勧めもあって14年3月から日本を拠点とした。同年10月の下部ツアー「太平洋クラブチャレンジトーナメント」で早々にプロ初優勝を飾り、日本でキャリアの第1歩を順調に踏み出した。
両親は日本人ながら“リチャード”と名付けられた由来について「話すと長くなるので、またの機会に・・・」と、ちょっぴり謎を含ませる米国籍の19歳。「すべてが初めてなので、まずは4日間をプレーできるように」と謙虚な目標を掲げた。(兵庫県三木市/塚田達也)