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平本穏 注目の最新1Wで初の首位スタート

国内男子ツアーの新規競技「HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF」が8日、茨城県の石岡GCで開幕。午後から風の勢いが強まったコンディションの中、午前組から出た平本穏が5バーディ、1ボギーの4アンダー「67」(パー71)をマークし、ツアーでは自身初となる首位発進を切った。

初めて実戦投入した最新1Wが火を噴いた。登場から息の長い人気を誇るダンロップ『ゼクシオ』シリーズの9代目、『ゼクシオナインドライバー』(12月5日発売)を手にしたのは今週初め。「練習ラウンドの1発目から良かった」と即座に8代目からの切り替えを決めたという。

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「きょうも朝から気持ち良くティショットが打てました。新兵器のゼクシオナインのお蔭です」。ミスの幅が減少したことに加え、後半15番では「フォローの風にも乗って、330ydは飛んでいた」と飛距離アップも強調した。

前週「トップ杯東海クラシック」では、「難しいコースに手も足も出なかった」と、7月「ミュゼプラチナムオープン」以来となる予選通過圏外で2日間を終えた。その翌日には過少申告が発覚し、ツアーでは初めての失格を味わったが、今週を前にコーチからアドレスチェックを受けてショットは復調。「今週はうまく切り替えられた。今までの自分になかったこと」と口も滑らかだ。

賞金ランク63位につける平本にとって、今週は第1シード(同60位以上)を手にするための正念場でもある。現状は出場選手数が減る秋以降の大会への出場は厳しい状況だが、今週で最低でも130万円以上を加算すれば、今季から導入されたリランキング制度「フォールシャッフル」によりツアー出場優先順位が繰り上がり、シーズン終盤まで出場できる可能性が高まる。

今週はゴルフ用品を扱う本間ゴルフの主催競技。契約するダンロップの最新1Wを武器に、“アウェー”の舞台で窮地を脱する結果を残せるか。(茨城県小美玉市/塚田達也)

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2015年 HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF



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