14歳・三田真弘が予選通過 首位にS.ストレンジ
2016年 関西オープンゴルフ選手権競技
期間:05/19〜05/22 場所:橋本カントリークラブ(和歌山)
遠い国から帰ってきた男 川村昌弘のリフレッシュ法
世界を旅する22歳が、帰国直後の一戦で首位争いに名乗りを挙げた。和歌山県で開催中の国内男子ツアー「関西オープンゴルフ選手権競技」2日目、9位から出た川村昌弘が1イーグル、3バーディ、2ボギー「69」(パー71)と伸ばし、通算4アンダーの3位タイに浮上。首位と5打差ながら好ポジションで決勝ラウンドへと折り返した。
前週はインド洋に浮かぶ小国モーリシャスで開催された「アフラシアバンク・モーリシャスオープン」で4日間をプレー。欧州など3ツアーの共催競技を12位タイの好成績で終え、約17時間のフライトを経て今大会開幕2日前の17日夜に帰国した。
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ハードな日程の疲れを癒しているのが、コースから車で5分ほどの場所にあるという温泉宿だ。ゆっくりと湯船に浸かり、部屋でくつろぎながら夕食に舌鼓。「遠いところから帰ってきたのでありがたい」と、午後組でのラウンドを終えたこの日も、足早にコースを後にした。
初日のラウンド後は車で1時間ほど走り、和歌山県の代表的な観光名所、弘法大師が開いた高野山へと足を運んだ。「僕の名前の『弘』は弘法大師から取ったので、行ったほうがいいかなと」。歴史に詳しいという小岸秀行キャディも同行し、日本でも有数のパワースポットを堪能。「そういうところは好きなので楽しかった」と、旅をこよなく愛する川村にとって格好の気分転換になったようだ。
長旅を終えても、旅気分を味わう。「基本的にこういうスタイル」という川村独自のリフレッシュ法も、好ラウンドの一因か。「体調を整えつつ、良いゴルフができれば」と、心なしかツヤツヤした顔で意気込んだ。(和歌山県橋本市/塚田達也)
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