18歳の任成宰が首位発進 大会3勝の片山晋呉が1差2位
2016年 マイナビABCチャンピオンシップ
期間:10/27〜10/30 場所:ABCゴルフ倶楽部(兵庫)
12年ぶりの快挙も?マンデー突破組が上位発進
◇国内男子◇マイナビABC選手権 初日(27日)◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217yd(パー72)
2004年大会を制した井上信は、マンデートーナメントを突破してツアー初優勝の栄冠を勝ち取った。今年も初日を終えて、マンデー通過者が元気だ。
<< 下に続く >>
6アンダーで単独首位に立つ任成宰(イム・ソンジェ、韓国)は、まだ高校3年生の18歳。前週は韓国ツアーに出場して、プロ転向後の初ホールインワンを達成するなどして16位。それでも、2日目にトップ10に入りながらも、週末に攻めきれなかったことが「心残り」だったという。
日曜夜に兵庫に入り、月曜日に3アンダー5位タイでマンデーを突破した。火曜日は完全オフとし、水曜日は午前中に練習をした後、午後に9ホールをラウンド。そして、大会初日に1イーグルを含む「66」で首位発進。4番(パー5)で奪ったイーグルは、残り260ydを17度のUTで30センチへぴたり。あと少しでアルバトロスというショットだった。
181センチ、82キロの大きな体を持つ若者は「スコアが良いので、疲れは全然ないです」と余裕の笑顔。「マンデーを通過してチャンスをつかんだので、気持ちは優勝したいです」と意気盛んだ。
4アンダーの4位の副田裕斗もマンデーを突破して、今年初のレギュラーツアー出場を果たした選手。181センチ、86キロと副田もイム同様に恵まれた体格で、「飛距離が一番自信あります」と、穏やかな口調に自信をにじませる。普段はバッグに入れているという2Iの代わりに、今週はラフ対策として新たに作ったテーラーメイドの5Wが好調だ。
大会前には、同コース所属で親交のある中川勝弥(2アンダー、20位タイ)からマネジメントを学び、また同い年の稲森佑貴、香妻陣一朗らの活躍からは多くの刺激を得ているという。
「今年は1年間チャレンジツアーに出て、何回か上位に行った。プレッシャーが掛かる中でやることが多かったので、久しぶりのツアーでもスタートから緊張なくできたと思う」と副田。「今週は(稲森や香妻と)同じ舞台で戦うので、負けたくないという思いはある」と、初日の好スタートに気を引き締めた。(兵庫県加東市/今岡涼太)
- 松山英樹や石川遼の活躍をiPhoneへお届け【GDOゴルフ速報アプリ】
-
注目度が高まっている米PGAツアーや、国内男女ツアーなどの試合速報をいち早くあなたのiPhoneへお届けします。
● 各ツアーの速報をiPhoneへ配信!
● 見やすいフォントサイズに変更できます!