藤田寛之が2年ぶりに最終戦へ進出。3連覇を果たした好相性の舞台に臨む

◇国内男子◇カシオワールドオープン最終日（27日）◇Kochi黒潮カントリークラブ（高知）◇7315yd（パー72）

賞金ランク上位20人、今季優勝者などに付与される次週のツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の出場有資格者30人が決定。47歳の藤田寛之が賞金ランク29位とし、昨年に出場が14年連続で途切れた最終戦への切符を手にした。

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トップ10を目指していた今大会で、3日目終了時点で通算3アンダーの28位タイ。最終ラウンドは降雨の影響により中止となったが、身体のケアを行っていたクラブハウスで朗報を聞いた。「だいぶ長いこと行っていない印象。次点に終わった去年と、同じような過ごし方をしたくなかった」と喜び、2010年から3連覇を果たした舞台を2年ぶりに踏む。

一方、初出場を決めたのは、朴ジュンウォン（韓国）、小池一平、パク・サンヒョン（韓国）、塚田陽亮、セン世昌（タイ）、チョ・ビョンミン（韓国）、時松隆光の7人。前年大会の覇者で、今週オーストラリアで開催された「ISPSハンダ ゴルフワールドカップ」を6位で終えた石川遼も出場する。（高知県芸西村／塚田達也）

■ 出場選手（賞金ランク順）

池田勇太、谷原秀人、キム・キョンテ、ソン・ヨンハン、片岡大育、小平智、片山晋呉、今平周吾、武藤俊憲、宮本勝昌、高山忠洋、藤本佳則、永野竜太郎、B.ジョーンズ、小田孔明、宮里優作、リュー・ヒョヌ、朴ジュンウォン、石川遼、稲森佑貴、小池一平、パク・サンヒョン、塚田陽亮、藤田寛之、キム・ヒョンソン、チョ・ミンギュ、セン世昌、チョ・ビョンミン、時松隆光、呉阿順

■ 出場資格

（1）前年大会優勝者
（2）今季ツアー優勝者
（3）「カシオワールドオープン」終了時点の賞金ランク上位20位
（4）本年度の米国PGAツアーまたは欧州ツアーで優勝したツアーメンバー
（5）「ダンロップフェニックス」終了時点の世界ランク100位までで、（1）から（4）までの該当者を除くツアーメンバー上位3人
・（1）から（5）までで30人に満たない場合、「カシオワールドオープン」終了時点の賞金ランク21位以下より繰り上げ