派手なデビューから1年。初めてのディフェンディングチャンピオンとして挑むチョ・ビョンミン

◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 事前情報（17日）◇城陽カントリー倶楽部（京都府）◇7037yd（パー71）

鮮烈なデビューからはや1年。昨年大会でツアー史上4人目となるツアー初出場・初優勝を果たしたチョ・ビョンミン（韓国）が、初めてディフェンディングチャンピオンとしての試合に挑む。

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だが、この1年はチョにとっては決して満足のいくものではなかっただろう。参戦初戦で優勝したあとは、17試合に出場して最高位は15位。今年に入っても、6戦して4度の予選落ちと苦しい戦いが続いている。

予選落ちに終わった前週は、金曜夜に韓国へと戻って、今週火曜日まで滞在した。その間に、コーチの指導のもとにスイング改造に着手。「少し変えました。ちょっとは自信を持って臨めると思います」と、短期間ながら、できる限りの準備は整えてきた。

「昨年優勝してから、ゴルフへの考え方を少し変えていました」と、気持ちが空回りしていたことは認識している。「またここからスタートしていけるように頑張りたい」と、再スタートを期し、元空挺兵はしっかりと前を向いた。（京都府城陽市／今岡涼太）