伏兵・小野田享也が「65」 今平周吾と首位を並走
2017年 関西オープンゴルフ選手権競技
期間:05/18〜05/21 場所:城陽カントリー倶楽部(京都)
昨年覇者は予選“大波賞”で決勝進出 宮里優作も祈り通じる
◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 2日目(19日)◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇7037yd(パー71)
意地の予選突破を2つ。昨年覇者のチョ・ビョンミン(韓国)は、初日に9オーバー「80」と大きく出遅れたものの、2日目に4アンダー「67」と前日より13打改善して、通算5オーバー55位タイのカットライン上で予選通過。3試合連続優勝を狙う宮里優作は、アップダウンの激しいコースに疲労の色は隠せないが、「73」「74」と同じく通算5オーバーで、決勝ラウンドへと駒を進めた。
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前週末にスイング改造を施したチョは、初日は「気持ち良く振れなかった」と、3度のOBをたたき、2バーディ、6ボギー1ダブルボギー1トリプルボギーの133位タイと最下位近くの超スロースタート。2日目にスイングのタイミングも合ってきて、6バーディ、2ボギーと巻き返しに成功した。
宮里は、2日間ともに折り返した後半でスコアを落とすパターン。「後半は足が上がってくれなくて、ふくらはぎの(地面への)抑えが効かず、前傾キープができなくなった。昔はそんなことなかったのに、30代後半になっちゃったなぁ…」と、37歳に迫る自身の年齢を嘆いたが、「なんとか(カットラインが)5オーバーになってくれ!」という祈りが届き、午後組がホールアウトするに連れて順位は上がり、決勝への切符をつかんだ。
チョと宮里は3日目、同組でインスタート。今季1勝の久保谷健一も加わり、華のあるペアリングで、それぞれ巻き返しを目指す。(京都府城陽市/今岡涼太)
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