川岸史果が42位浮上 小竹莉乃は後退/米女子セカンドQT
2017年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント
期間:10/19〜10/22 場所:袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉)
『ツアーBカップ』通過で初出場 高校3年生の「大和魂」
◇国内男子◇ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2日目(20日)◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉)◇7119yd(パー71)
46回目の開催を迎えた「ブリヂストンオープン」は今年、アマチュア競技のツアーBカップ(TOUR B Cup)を開催し、全国4会場の優勝者が本選の出場権を得た。7月から東日本、中部、西日本、九州の各会場で予選(18ホールストロークプレー)、決勝(18ホールマッチプレー)を実施した。
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中部大会を勝ち抜いたのは、18歳の八太大和(はった・やまと)。三重県出身で、同県松阪市の三重高の3年生だ。本戦の第1ラウンドを3バーディ、2ボギーの「70」で回り、1アンダーの27位タイで滑り出した。
全体のトップでスタートした八太は2番でバーディを先行。残り200ydを3UTで放ち、「手のひらくらい」の距離につけるスーパーショットを披露した。パー3で2つボギーをたたきながら、「やっぱり緊張します」というプロツアーでのデビューラウンドをアンダーパーで終えた。
マッスルバックのアイアンをキャディバッグに入れるショットメーカーだ。複数の大学からオファーを受け、来春には東北福祉大に進学する。OBの正岡竜二とかねて親交があり、名門ゴルフ部に飛び込むことを決めた。前週の「日本オープン」では、先輩になる金谷拓実が優勝争いを演じて2位。大先輩にあたる池田勇太がタイトルを奪った。今大会開幕前の18日(水)、八太は正岡、池田と練習ラウンドをともにし、偉大なOBにレッスンも受け感激した。
「今回は大阪からコーチにも来ていただいています。普段アドバイスされていることに注意してやりたい。あしたはノーボギーで回りたいです」
キャディバッグには小学生のころから名前にちなみ「大和魂」と刻んでいる。外来文化を柔軟に取り込み、独自の文化を作り上げる日本古来の精神。「他のいいところを吸収して、自分のものにする」という謙虚な信念を今後も貫くつもりだ。(千葉市緑区/桂川洋一)
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