最多5冠に輝いた宮里優作と活躍を称える青木会長

2017年シーズンが閉幕した国内男子ツアーの表彰式が4日（月）、東京都内のホテルで開かれ、宮里優作が初めて「最優秀選手賞」を獲得した。宮里は「賞金ランキング賞」「平均ストローク賞」「平均パット賞」「ゴルフ記者賞」を含め、最多の5部門で受賞した。

最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で優勝して逆転賞金王に輝いた宮里は「実感はわいてきた。解放された感じ」と語った。前夜に食事をともにした妹・藍さんから「『宮里家の誇りだ』と言ってもらった」とし、「宮里藍選手からそんなことを言ってもらえるなんて。お兄ちゃんもこれくらいできるんだよ」と笑いを誘った。

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昨季ツアー73位だった平均パットで1位になり「こだわってきた部分。今年の結果は自信になった。今年はパットにつきると思う」と話した。

最終戦で逆転され賞金ランク2位に終わった小平智は「パーオン率賞」「トータルドライビング賞」「バーディ率賞」など4つのタイトルを獲った。

「最優秀新人賞 島田トロフィ」は今季3勝のチャン・キムが受賞した。

青木功JGTO会長は「中日クラウンズで優作がカップを一周して優勝を決めたパットが入ったあたりから今年は来るかなと。パットが良くなった」と宮里を称え、「でも本当は5、6人で賞金王を争えるともっと面白くなる」と話した。

各部門の受賞者は以下の通り
・最優秀選手賞：宮里優作
・賞金ランキング賞：宮里優作
・Unisysポイントランキング賞：小平智
・最優秀新人賞 島田トロフィ：チャン・キム
・チャレンジ賞金ランキング賞：大槻智春
・平均ストローク賞：宮里優作
・平均パット賞：宮里優作
・パーオン率賞：小平智
・イーグル率賞：チャン・キム
・フェアウェイキープ率賞：稲森佑貴
・トータルドライビング賞：小平智
・パーキープ率賞：スンス・ハン
・バーディ率賞：小平智
・ドライビングディスタンス賞：チャン・キム
・サンドセーブ賞：ソン・ヨンハン
・ゴルフ記者賞：宮里優作