横峯さくらは128位で予選落ち 中里光之介が首位
2018年 JGTO Novil FINAL
期間:10/24〜10/26 場所:未定(未定)
横峯さくら 男子ツアーで予選落ちも大会最多ギャラリー動員
◇AbemaTVツアー◇Novil Cup 2日目(31日)◇Jクラシックゴルフクラブ(徳島県)◇7206yd(パー72)
横峯さくらの国内男子ツアー(下部AbemaTVツアー)初挑戦は、予選カットラインに6打及ばない通算10オーバーの128位タイという結果に終わった。2日目は1バーディ、4ボギーの「75」と初日より4打縮めたが、「せっかく参加させて頂いたので、もちろん悔しい」と言葉に無念さをにじませた。
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初日と比べて風の影響が少ない気象条件。ティグラウンドが前に設置されたホールも多く、パーオン率は初日の16.7%(3/18)から39%(7/18)に向上した。それでも2打目のほとんどでウッドの使用を強いられ、8ホールでグリーン周りから寄せてパーを拾った。初日と同様に、男子ツアーの距離に苦しめられる場面の連続だった。
3日間大会の最終日には残れなかったが、男子のセッティングだからこそ得られた経験があった。「女子ツアーだとショットの“当たり”が薄くてもグリーンに届くことが多いけれど、男子はちょっとズレただけで乗らない。なるべくショートカットできる方向を狙ったりと、頭をつかいましたね」。この2日間36ホールで、寄せワンのパーは実に16回。「アプローチの練習になりました」と、実戦で得た収穫も少なくなかった。
「ゴルフ界の活性化に貢献したかった」。そんな思いを秘めての男子ツアー初挑戦。2日目は前年比647人増となる1631人のギャラリーを動員し、2012年の1329人(最終日)を抜いて大会記録を更新した。「また機会があればリベンジしたい」と、再びゴルフ界の盛り上げ役を買って出たい構えだ。
「男子プロのプレーを間近で見られて刺激にもなった。今週の経験を、来週以降につなげられたらいいですね」。次週から女子ツアーに舞台を戻し、推薦出場が決まっている「スタジオアリス女子オープン」から「サイバーエージェント レディス」までの4連戦に臨む。(徳島県阿波市/塚田達也)