ニュース

国内男子アジアパシフィック選手権ダイヤモンドカップゴルフの最新ゴルフニュースをお届け

初優勝後も「いでみつ」と呼ばれて 出水田大二郎の哀愁と気合

◇国内男子&アジアンツアー共催◇アジアパシフィック ダイヤモンドカップ 初日(20日)◇武蔵カントリークラブ・笹井コース(埼玉)◇7060yd(パー71)

1カ月前の「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント」でツアー初優勝を挙げた25歳の出水田大二郎(いずみだ・だいじろう)が自己ベスト「63」をマークした。9バーディ、1ボギーで回り、後続に2打差をつける8アンダーの首位発進を切った。

<< 下に続く >>

深く粘り気のあるラフが難度を上げるコースは、「練習ラウンドでは良いイメージが出なかった」。出だし2連続バーディを獲り「気持ち的に楽になった」と勢いに乗った。118ydから52度で“OK”につけた前半14番から4連続バーディを奪った。スタートから8ホール続けて1パットとし、前半を「30」(パー36)とした。フェアウェイを6度外しながらも「ショットもパットもほぼ完ぺきだった」と胸を張った。

前週は、女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」で香妻琴乃が初優勝した。横峯さくらの父・良郎氏が鹿児島県内で開いていたスクール「めだかクラブ」で切磋琢磨した仲だ。自身の初優勝を喜んでいた香妻の活躍に「ぼくの優勝で刺激になると言ってくれて、そのあとすぐに結果を出したのは本当にすごい。年末にみんなで集まりたい」と素直に喜んだ。

今大会の優勝者には、日本ツアーとアジアンツアーのシードが付与される。アジアンツアーは近年、欧州ツアーとの連携を深めており、共催試合が多く日程に組み込まれる。記者会見で世界につながる大会への意気込みを問われ「この試合で結果を残せばチャンスが出てくる。ゆくゆくは海外でやってみたい。気合が入る」と前のめりに話す。

これまで初めて会う人たちに苗字を“でみずだ”と間違えられることが多かった。今季の活躍で声をかけられることは増したが、初優勝した翌週の「フジサンケイクラシック」の試合会場では、観客から「いでみつさん」と呼ばれたという。「まだまだですね、知名度は…」。このときばかりは、大きな背中を丸めて苦笑いを浮かべた。(埼玉県狭山市/林洋平)

関連リンク

2018年 アジアパシフィック選手権ダイヤモンドカップゴルフ



あなたにおすすめ

特集SPECIAL

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!