勝機ランキングトップ 今平周吾の成績&プロフィール
2018年 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP
期間:11/01〜11/04 場所:PGMゴルフリゾート沖縄(沖縄)
強風にワザで対応 今平周吾が3打差4位に急浮上
◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2日目(2日)◇PGMゴルフリゾート沖縄 (沖縄)◇7270yd(パー72)
1アンダー32位から出た賞金ランキング1位の今平周吾が9バーディ、1ダブルボギーの「65」をマーク。リーダーボードを駆け上がり、通算8アンダーの4位で決勝ラウンドに進んだ。
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午前10時過ぎにアウトからスタート。「前半でけっこう伸ばせた」と前半だけで5つのバーディを奪った。朝は穏やかだった風は、昼過ぎにかけて徐々に強くなったが、「ボールを1つ分右において、フォローを低く出す感じ」と強風の影響を受けにくい低弾道の球筋で対応した。
後半に入り3つのバーディを奪うと、17番でダブルボギーをたたき、初めてスコアを落とした。2打目で砲台状のグリーンをとらえることができず、「奥でもいいかなと思ったんですけど、手前に落ちてしまって」と、そこからのアプローチミスを悔やんだ。それでも続く18番(パー5)をバーディで締め、決勝ラウンドに繋げた。「ここまで伸ばせる設定ではなかったですけど、またあした徐々に伸ばしていければと思います」と話した。
ショーン・ノリス(南アフリカ)が今平と同じ「65」をマークし通算11アンダーでトップを走る。3打差に迫った今平だが、「相手のことは意識せずに、自分が4日目でいい位置にいて優勝争いをすることを考えています」とあくまで自分のプレーに徹する。
沖縄へは試合でしか訪れることはなく、生涯で3回目だという。天候や芝も得意ではなく、沖縄料理も「うーんって感じ。テンションは別に上がらない」と笑う。現在、賞金ランキングは約1億1633万円でトップを走る。「あまり賞金王というのは、自分の中でパッとしないというか分からないですけど、最後賞金王になれればうれしいかなと思います」とあくまで目の前の一試合、一打に集中する。(沖縄県恩納村/柴田雄平)