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賞金ランク1位と世界ランク1位…今平周吾はケプカと再戦

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前情報(14日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7027yd(パー71)

今平周吾は前年大会に続いてブルックス・ケプカと予選ラウンドをともにする。初対面から1年が経ち、日本ツアーの賞金ランキングで1位に立って迎える相手は、世界ランク1位になって帰ってきた。初のマネーキングに向けた大事な終盤戦も大切な成長の機会になる。

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報道陣を前にした時の26歳の冷静さは相変わらず。「そろそろ…終盤なので少しは頑張らないといけないかなあって」。賞金レースでは2位のショーン・ノリス(南アフリカ)に約2432万円差、3位の稲森佑貴に約4785万円差をつけている。優勝した「ブリヂストンオープン」以降の3試合も4位タイ、4位タイ、12位タイと上位フィニッシュが続き、「(今週も)とりあえず毎日60台を目標にしてやります」と平常心は貫かれたままだ。

今週わずかでも意識が違う要素があるとすれば、それは3連覇を狙うチャンピオンの存在だろう。昨年は予選2日間で通算9アンダーのケプカに対し、今平は4アンダーと健闘したが、「(ケプカは)すごいっていうイメージしかない。飛距離と安定感。曲がらないし、パターもうまい。トータルで素晴らしい」と圧倒された。「力が違いすぎて参考にならない」とまで言う。

「でも、ちょっとでも吸収できれば。(世界で)一番調子がいい選手と回れるのはすごくラッキー」と、世界の頂点との差を知るまたとない機会ではある。配分される世界ランキングポイントはトップ選手の参戦で、日本ツアーの他大会よりもアップする見通し。その意味で「今週は一番大事な試合になると思う」と力を込めた。(宮崎県宮崎市/桂川洋一)

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