2018年 ゴルフ日本シリーズJTカップ
期間:11/29〜12/02 場所:東京よみうりカントリークラブ(東京)
宮里優作は再三のドライバー変更 8位浮上も「今年は“細い糸”」
◇国内男子メジャー◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目(30日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)
23位から出た前年覇者の宮里優作が1イーグル6バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「66」でプレー。通算2アンダーで8位に浮上した。
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首位と7打差の2オーバーからのスタートに、「きょうは攻めるしかなかった。ピンを狙っていった」と3番でバーディを先行。6番(パー5)で残り211ydを5Iでピン右上4mにつけイーグルを奪った。
しかし11番でダブルボギーをたたく。「ボギーでしのげればよかったんですけど。スコアメイクがなかなか苦しかった」と振り返る。あがりの難関18番(パー3)では「打ちすぎましたね。風がコロコロ変わったので難しかった」とティショットを奥のラフに打ち込んでボギーとし、後味の悪いホールアウトとなった。
初日は、前週の欧州ツアー「ホンマ香港オープン」から投入するブリヂストンスポーツのヘッド体積260ccのプロトタイプ1Wを使用したが、「腰があんまりよくなかったということもあり、昨日はミスヒットが多かった」と極小ヘッドに険しい表情。2日目は「テーラーメイド M3 440」に変更し「多少まっすぐ行くようになったけど、まだ不安要素はいっぱい」と話す。
昨年は最終日に「62」をマークし優勝した。その時のイメージが見えたかと問われると、「ないですね。ダボ打ってますし」とキッパリ。「去年は“太いレーン”に乗っていたんですけど、今年は“細い糸”という感じ。いつ落ちてもおかしくないし、貯金がいくらあっても足りない」と自分の調子を客観的に見つめる。
連覇に関しては、「ちょっと厳しいですね。きょう5アンダーぐらいで終われてないと。6打差となると、あすもかなりいいゴルフをしないといけないので」と昨季の賞金王はきょうも歯切れが悪い。(東京都稲城市/柴田雄平)