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石川遼が描く2019年の構想 フラッグ販売などファンサービス継続へ

ジャパンゴルフツアー選手会の理事会が4日(金)、都内で行われた。選手会長としては任期満了となる2年目へ石川遼が構想を明かした。

就任1年目の2018年はサイン用フラッグの販売、ギャラリーの前で行う公開インタビュー、予選落ちの選手が参加する土曜プロアマなど、ファンやスポンサーとの距離を縮めるための新たな試みを導入。自らのアイデアも多く取り入れ、ツアーに新風を吹き込んだ。

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新シーズンに向けては「基本的に新しく取り組むことはない」とした上で、昨年からスタートした取り組みに改善を加えながら継続していく。「例えばフラッグだったら(収益金の)チャリティ先をファンの方に知っていただき、より販売の意味や方向性を明確にしていきたい」。昨年のフラッグ(一枚2000円)販売実績は7756枚。「寄付先は追ってファンの皆さまにもご報告できると思う」と続けた。

昨年は5月「ミズノオープン」1試合で実施した土曜プロアマも「(関心は)広がりつつあるし、手を挙げて頂いている主催者もいる」という。プロアマ以外にもジュニアレッスン会など、週末に選手とファンをつなげるイベントを積極的に行いたい考えだ。17年から行っているドライビングレンジなどで写真撮影ができる「フォトエリア」も継続して設置する。

また、ファンやスポンサーに魅力を与えるための施策とは別に、ツアーを盛り上げるための前提として高いレベルのプレーが不可欠であることを熱弁した。「やっぱり一番は、自分も含めて選手の技術をもっと向上させることが目標。この先5年、10年を見たときに大事なことだし、ファンの方が求めているのもそこだと思う。個人的にもどんどん勝てるようなゴルフをしていくことが活性化につながる」と話した。(編集部・塚田達也)

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