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2019年 SMBCシンガポールオープン
期間:01/17〜01/20 場所:セントーサゴルフクラブ(シンガポール)

松山英樹は“お兄ちゃん” 佐藤大平が好位置で決勝ラウンドへ

◇国内男子&アジアンツアー◇SMBCシンガポールオープン 2日目(18日)◇セントーサゴルフクラブ (シンガポール)◇7403yd(パー71)

36ホールのプレーを完了した佐藤大平が通算6アンダーの暫定3位で週末を迎える。日没順延となった前日第1ラウンドの未消化5ホールを終えて首位に立ち、引き続き行われた第2ラウンドを5バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「71」でプレー。上位に踏みとどまった。

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今年の初ラウンドを「65」でまとめた佐藤は、直後の第2ラウンドの序盤3番でボギーを先行させた。「(第1ラウンドの)いいイメージも残っていた」というが、4番(パー5)では2打目を「ダフって」池に入れダブルボギーとし、前半に4つスコアを落とした。「一時は予選落ちも見えていたので、後半は一つひとつ丁寧にやろう」と切り替え、11番で残り140ydの第2打をPWで1.5mにつけてバーディを奪うと波に乗った。後半で4つ取り戻し「耐えたな。まだ望みはつながったかな」と安堵した。

昨季は国内下部AbemaTVツアーで2勝を挙げ賞金王に輝いた。「賞金王ということよりも、1年間(レギュラーツアーの)試合に出られる権利をもらったということのほうが大きい。賞金王としてシードを取るのが僕の役目だと思っている。Abemaの選手でも戦えるというところを見せたい」と意気込む。

東北福祉大出身の25歳。2学年上には松山英樹がいる。プライベートで、よくラウンドをともにするといい、昨年末にも愛媛で一緒にプレーした。「一緒に回るとちょこちょこアドバイスをくれる。面倒見のいい“お兄ちゃん”って感じで、すごく信頼しています」という。「松山さんは尊敬する存在。将来は同じ舞台でやりたい」と米ツアー参戦という夢もある。

昨年の10月21日には愛娘の蘭ちゃんが産まれたばかり。「やるべきことやって一つでも順位を上げられればいいかなと思います」。愛する家族のためにも、少しでも多く賞金を稼ぎたい。(シンガポール・セントーサ/柴田雄平)

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