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思い出の地で躍動 重永亜斗夢が2打差5位

◇国内メジャー第2戦◇日本プロゴルフ選手権 2日目(6日)◇いぶすきゴルフクラブ 開聞コース(鹿児島県)◇7212yd(パー70/71)

重永亜斗夢が8バーディ、1ボギーで回り、今季の自身ベストスコア「64」をマーク。2018年4月「東建ホームメイトカップ」に続く2勝目へ、通算8アンダー5位で第2ラウンドを終えた。

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「パットが良く打てました」とグリーン上で躍動した。出だしの10番で2mを沈めると次々とミドルパットを沈めた。17番(パー3)ではティショットをグリーン右奥に外したが、ラフから10ydの2打目を「ハーフロブ」でチップインさせた。続く18番(パー5)残り250ydでは3Uで2オンさせて5つ目のバーディを奪取。後半も2つ伸ばした。

今季は6試合に出場し、予選落ちこそないものの最高位は5月「中日クラウンズ」の11位。体力づくりに励むはずだったオフシーズンは「副鼻腔炎とインフルエンザがルーティンになってしまっている」と明かし、「もともと体力がないので、3日目と4日目に苦労している」と説明する。

この日の鹿児島県指宿市の空は晴れ渡り、気温は28.6度まで上昇した。「後半はバテバテです。自分の思い通りに体が動くのは前半だけで、後半に入るとどうしてもなんか違うんですよね、感覚が」。あす36ホールを戦うことになり、「(計)54ホールにならないかなあ」と本音も。「キャディともとりあえず36ホール“こなしましょう”と言っています」と苦笑いを見せた。

初のメジャー制覇に向けて好材料もある。5月には反発係数が超えていたため、1Wの変更を余儀なくされ、試行錯誤が続いた。前週「福島オープン」でキャロウェイ エピック フラッシュのスタンダードモデルを使用したところ「たまたまよくて、今週も使っている。シャフトも気分転換で替えました。それも合っている」。ティショットも安定し、フェアウェイキープ率は2日間で82.14%をマークした。

熊本出身の30歳にとって会場のいぶすきゴルフクラブ開聞コースは思い出の地でもある。2004年まで「カシオワールドオープン」が行われており、1999年の当時小学生だった重永が初めてゴルフ観戦。「(田中)秀道さんと、伊澤(利光)さんが最終組で回っていて、それを何ホールか見ました。まだ(矢野)東さんがアマチュアで、4番で東さんのキャディさんが投げてくれたボールを走って取りに行って―」と昨日のことのように話す。

予選ラウンドの2日間は、同組の時松隆光とともにスコアを伸ばし合った。「回りやすいですよね。昔から知っているやつだし、高校(沖学園)の後輩でもあるし、しゃべりやすい。源蔵(時松の本名)はパターがうまいので、イメージ作りも自分の中でできる。球筋は真逆なので見ていて気持ち悪いですけどね」と軽快なトークで笑いを誘った。(鹿児島県指宿市/柴田雄平)

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