大里桃子（左から2人目）から祝福される渋野日向子

◇国内女子◇北海道meijiカップ 事前情報（7日）◇札幌国際CC島松コース（北海道）◇6531yd（パー72）

20歳の渋野日向子が前週「AIG全英女子オープン」で日本勢として42年ぶりにメジャー制覇を果たした。

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成田美寿々は渋野と大会初日に初めての同組。自身も前週の国内ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」を制して勢いにのるが、「シンデレラに隠れてプレーします。みんな渋野さんを見に来ると思いますが、ついでに私も見てほしい」と笑った。

快挙達成の瞬間は、移動のために東京のホテルでテレビ観戦。「3番で4パット（ダブルボギー）して、寝ちゃおうと思ったが、短いパー4（12番）でドライバーを握って、1オン成功したので、やっちゃうんじゃ…」と振り返った。

同年代の大里桃子もテレビ観戦。「私だったら4パットで崩れていた。“気持ち悪かった”です。どれだけスコアを伸ばすのかと」と友ならではの表現で祝福。クラブハウスに到着した渋野とすぐに抱擁をかわした。

16歳の頃から技を競い合い、昨年のプロテストにともに合格した仲だが「普段からあんな感じです。あのまんまですよ」と笑った。（北海道北広島市／玉木充）