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アマ安田祐香が4位 プロテスト免除へ「優勝狙いたい」

◇国内女子◇ニトリレディス 2日目(30日)◇小樽CC(北海道)◇6650yd(パー72)

19位からスタートした18歳のアマチュア安田祐香(大手前大1年)が5バーディ、1ボギーの「68」でプレーし、11人が出場したアマチュア勢のトップに立つ通算5アンダーの4位タイで決勝ラウンドに進んだ。アマチュア世界ランキングで日本人女子トップの7位につける貫録を見せつけ、首位に2打差の好位置で週末を争う。

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今年は海外でもその名を馳せ、4月の「アジア女子アマ」を独走で優勝。海外メジャー初出場の7月「エビアン選手権」(37位)ではベストアマチュアを獲得した。国内ツアーは今季6試合目の出場。これまで全試合で予選を通過し、2週前の「NEC軽井沢72ゴルフ」(14位)を含めた3試合をアマチュアトップで終えるなど好調が続く。今週も「ショットの調子はずっといい」と持ち味を存分に発揮している。

午後から出た前半アウトは「風が吹いて少し読みにくいホールもあった」としながらも、ショットとパットがかみ合い安定したプレーを継続。前半2番で7mを決めてバーディを先行すると、6番(パー5)では3打目をピンそば60cmに付けて2バーディで折り返す。

「風がやんでやりやすかった」という後半は、11番で唯一のボギーをたたいたものの、3打目をピンに絡めた13番(パー5)からスパート。15番で2m、17番(パー3)で4mのチャンスを決めてバーディ。終盤のリーダーボードを浮上した。

5月「パナソニックオープン」を欠場する原因となった腰痛は、「スイングは大丈夫だけど疲労はしている。張っています」と不安はある。11月上旬には最終プロテスト(JFE瀬戸内GC・岡山県)も控え、大一番に向けて今もケアは欠かせない。その中で、もしも今週に優勝できればプロテストを前に会員資格が得られるとあり、「いい位置なので優勝も狙いたい」と欲も湧いてきた。

「状況は違うけれど、(プロツアーの)試合はプロテストだと思ってやっている。自分の持っているプレースタイルを生かして、プロテストにつなげられたらいい」。まずは海外メジャー「AIG全英女子オープン」を制した渋野日向子宮里美香の注目組で回るムービングデーを、納得の内容で乗り越えたい。(北海道小樽市/塚田達也)

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