「日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯」2日目スコア
2019年 日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯
期間:09/12〜09/15 場所:チェリーヒルズGC(兵庫)
吉本ひかるがホールインワンで200万円! 「めっちゃ興奮」したのは?
◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 2日目(13日)◇チェリーヒルズGC(兵庫)◇6425yd(パー72)
「やったー、200万円!」と喜んだのは、自身ツアー2度目となるホールインワンを達成した吉本ひかる…ではなくて、同じ「黄金世代」の田中瑞希。仲の良い吉本のスーパーショットを自分のスタート前にテレビで見て「めっちゃ興奮しました。いいなぁって。あ、タカろうとかじゃないですよ(笑)」と我が事のように喜んだ。
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午前スタートの吉本は前半17番(160yd/パー3)で6Iを振り抜くと、球は旗ざおにガチャンと当たり、ダイレクトでカップイン。大会期間中、達成者全員に提供される賞金200万円を得ただけでなく、「ちょっと流れに乗れたのかな」と折り返した後半は4アンダー「32」の猛チャージ。通算6アンダーの3位へとリーダーボードを駆け上がった。
午後組の田中も「最近取り組んでいるスイングイメージが、結構良くなってきている」と安定したショットでコースを攻めた。一年前に当コースで挑戦したプロテストには通らなかったが、「あまり狭いとは感じないから、そんな悪いイメージはないと思う」と攻め方は理解している。この日「69」とスコア伸ばし、通算5アンダーの4位にいる。「この1Wショットの感じなら、あとはアプローチとパター次第」と視線を上げた。
すでに賞金シード入りを確実にしている吉本に対し、田中の今季獲得賞金は486万2000円。現時点では「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」と「日本女子オープン」の出場が決まっているが、残りは未定だ。狭き門であるプロテスト通過からQTという道を回避するためにも、少ないチャンスをものにしたいところ。
今週はツアー最高となる賞金総額2億円のメジャー大会。「だから、今週がんばって“ワンチャン”狙いたいけど…あんまり言わないでおこうと思います」と、願望は心の奥にしまっておく。(兵庫県三木市/今岡涼太)