三ヶ島かなが首位浮上 アマチュア古江彩佳が1打差2位
2019年 富士通レディース
期間:10/18〜10/20 場所:東急セブンハンドレッドクラブ(千葉)
古江彩佳が史上7人目のアマチュア優勝へ「優勝できれば夢の夢」
◇国内女子◇富士通レディース 2日目(19日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6675yd(パー72)
首位と4打差の3位で出た19歳の古江彩佳が、史上7人目のアマチュア優勝へその差を1打に詰めた。7バーディ、ノーボギーの「65」でプレー。通算12アンダー2位で最終日を迎え「追い上げる立場が好きなので、いい所にいるかなとは思います」と満足げだ。
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「前半は完璧に近いプレーが出来た」と1番(パー5)で残り111ydの3打目をPWで1mにピタリとつけバーディ発進。2番でカラーから6mを決め連続バーディとした。6番では12mのバーディパットを沈め歓声を誘うと、続く7番(パー5)と9番でも伸ばした。
「きょうは特にグリーンの芝が伸びたり、(雨で)軟らかくなって、シューズのあとが付きやすくなって、タッチを合わせに行くとよれるということがあった。それの調整と対応力が足りないかなと思う」と後半、2つのバーディにとどまり口調に悔しさを込めた。
6月「リゾートトラストレディス」では最終日を単独首位で迎えたが、伸ばしきれず3位と苦杯をなめた。バックナインで4連続バーディを奪った原英莉花に逆転されただけに「後半に伸ばしきれていないことが続いているので克服したい」と意気込む。
あすは大一番となるが「優勝できれば、夢の夢って感じはありますけど、そこは意識しないで攻め続けるプレーをずっと集中してできれば、そこにつながっていくかなと思います」とあどけない瞳を輝かせた。(千葉市緑区/柴田雄平)
【アマチュアのツアー優勝】
1973年「トヨトミレディス」 清元登子
2003年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」 宮里藍
2012年「サントリーレディス」 キム・ヒョージュ
2014年「KKT杯バンテリンレディス」 勝みなみ
2016年「日本女子オープン」 畑岡奈紗
2018年「センチュリー21レディス」 K.ギルマン