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ジュニアは参考にしたい 古江彩佳の強じんな体のつくり方

◇国内女子◇富士通レディース 最終日(20日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6675yd(パー72)

史上7人目のアマチュア優勝を遂げた古江彩佳は、まだ今年19歳になったばかり。コーチを務める父・芳浩さん(50)、毎試合、会場まで車で送り迎えする母・ひとみさん(49)、両親の支えなくして偉業達成はなかった。

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ひとみさんは「私のドキドキが伝わったらいけないので、あの子に任せて、平常心でやってくれたら」と最終日もロープ外で帯同し、勝利の瞬間をグリーンサイドで見届けた。

優勝スピーチで古江は「やっぱり両親の支えがあって、今回はお父さんは来ていませんが、ずっとお母さんが試合に行くときは神戸から運転してくれたので、それがあったおかげかなと思います」と話した。

ひとみさんは「感動しました。そんなこと言う子だったっけ」と娘の成長に目じりを下げる。古江が3歳でゴルフを始めたきっかけも、ひとみさんが職場のコンペの練習ために行った近所の練習場について行ったことだった。

幼少期にから運動が大好きだった古江。4歳からは「体を強くするためにまずは水泳かな」(ひとみさん)とスイミングスクールに通った。ゴルフが忙しくなり出した中学の終わりころまでは水泳にも打ち込み体を鍛えた。「行けるときには行ってほしかった」(同)としばらくはスクールを退会させなかったという。

安定感抜群のショットで3日間を通してボギーは最終日の最終18番のみというゴルフを展開した。「子どものころはタイガー・ウッズと戦うとか、プロになるために生まれてきたとか言ってました」と母は笑顔いっぱいだった。(千葉市緑区/柴田雄平)

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