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大江香織が第二のゴルフ人生へ キャディの予定も

◇国内女子◇伊藤園レディス 最終日(17日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741yd(パー72)

今大会を最後にツアーからの引退を表明している大江香織が首位から出て2バーディ、3ボギーの「73」でプレー。通算9アンダーとし、堂々の9位で終えた。

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最終18番では2打目が池の淵についた。「最後ちゃんとアプローチしたかった。普通にアプローチできればパーで上がる自信はあったんですけど」。これまでのキャリアでもほとんど経験がない左打ちを強いられ、52度のウェッジをひっくり返してボギーとした。

ホールアウト後には取材に応じた。ラストゲームにも涙はなく「終わりましたね。すっきりしました。はい」とあっけらかんと話す。「込み上げてくるものは?」という記者の問いにも「なかったですね」と笑って答える。「ほんとに悔いがなくて、それぐらいやり切れてよかったなって思います」と表情は清々しい。

今後は第二のゴルフ人生を歩む。やりたいことを問われると「やってみたいことは結構あるんですけど、お話しいただければなんでもチャレンジしたいなって思います」と貪欲だ。親交の深い金田久美子のキャディとして、初めてバッグを担ぐことも決まっているという。

ジュニアやアマチュアのレッスンにも興味を示し「人のスイングとか研究するのは好きなので、勉強したいなと思います」という。レポーターへの意欲を問われれば「やってみたいけど、出来るのかなって思います」と答える。

29歳にして第一線を退くことを決意したが、大江の姿は今後もツアー会場で目にすることが出来そうだ。(千葉県長南町/柴田雄平)

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