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2019年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ
期間：11/28〜12/01 場所：宮崎CC(宮崎)

さすがにムカつく、100回蹴る、トイレで泣いた… 鈴木愛2019年語録

2019/12/01 16:43

鈴木愛

2019年は優勝インタビュー7回も答えました。照れますね

◇国内女子メジャー第4戦◇LPGAツアー選手権リコーカップ最終日（1日）◇宮崎CC（宮崎県）◇6535yd（パー72）

鈴木愛が獲得賞金の通算を1億6018万9665円とし、2017年以来2度目となる賞金女王に輝いた。喜怒哀楽を素直に表現してきた25歳の19年シーズンを印象的な言葉で振り返った。

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さすがにムカつく

大きなため息が聞こえてきます

3月の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」では通算3オーバー55位で予選落ち。「ドライバーもアイアンもすごく良かったが、パターがひどかった。これだけ入らないとさすがにムカつく」と怒りに震えた。

「さすがにムカつく」鈴木愛29試合ぶりの予選落ち

トイレに駆け込んで泣いた

予選落ちの悔しさをバネにしました

3月「ヨコハマタイヤ PRGRレディスカップ」では、後続に4打差の通算9アンダーでツアー10勝目。優勝会見では前週「ダイキンオーキッドレディス」で29試合ぶりに予選落ちを喫したことについて「本当に悔しくて、トイレに駆け込んで泣いた」と明かした。

鈴木愛が三度目の正直「勝てそうで勝てなかった」

100回くらい蹴ったろうかな

サンドバッグ蹴りをストレス解消にしてます

5月の海外メジャー「全米女子オープン」最終日は17番ボギー、18番ダブルボギーをたたいて「74」。通算1オーバー22位に終わった。あまりの後味の悪さに「ほんと腹が立つ」。試合前のウォーミングアップに心拍数をあげるミット蹴りを行っており、「100回くらい蹴ったろうかな」と話した。

上がり2ホールで3オーバー鈴木愛は「100回くらい蹴るつもり」

誰か写真ください

憧れの宮里藍さん（左）と記念撮影。笑顔でも少し緊張

6月「宮里藍サントリーレディス」で優勝。2004年の同大会で宮里が優勝する姿をテレビで見て、ゴルフの魅力にはまった。表彰式ではその宮里さんと記念撮影し、「うれしかったです。誰か写真ください」と笑った。

「誰か写真ください」鈴木愛が憧れの宮里藍さん冠大会でV

笑顔で良いことあるなら、ずっと笑っているわ

「イエーイ」と言ったかどうかはわかりません

6月「ニチレイレディス」で優勝。その前週に日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長から「笑顔で回れば、いいこともある」と助言を受けた。鈴木は「『笑顔で回って良いことあるなら、ずっと笑っているわ』って思っていたりもした。ひねくれている部分。でもうまくいかないことも経験して、ずっと（怒りを）がまんした。会長の言葉は大きかった」と優勝会見で話した。

メンタル面で成長鈴木愛が初の2週連続V

うらやましいけど100倍悔しい

誰よりも練習してきました。プライドはあります

8月「北海道meijiカップ」開幕前。自身は予選落ちだった海外メジャー「AIG全英女子オープン」で日本勢として42年ぶりの海外メジャー制覇を果たした渋野日向子について「すごいと思います。もちろん、うらやましいが悔しいなっていうのが100倍上回る」とプライドをにじませた。

全英Vの渋野日向子に…鈴木愛「うらやましいけど100倍悔しい」

お金を稼げるパターが一番

プロにとってお金は大事

9月「デサントレディース東海クラシック」では、3週前の「ニトリレディス」で使用していたマレット型パター『ピン G Le2 ECHO』を再投入し、グリーン上で復調した。レディースモデルでピンク色のカラーリングに大きな抵抗感があるものの、「結局は、お金を稼げるパターが一番」と説明した。

鈴木愛はピンクの優勝パターを再投入念願のホステスVに望み

折ったろうかと思った

本当に悲しそうな表情を見せます

10月「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」初日は3バーディ、4ボギーの「73」。出だし10番で1mのバーディパットを外すなど、34パットとグリーン上で苦しんだ。「パターが初心者並みに下手でした。折ったろうかと思った」と厳しい表情で振り返った。

「折ったろうかと」鈴木愛はパッティングで苦戦

すっごくゴルフをやりたくない

キャディさんと歓喜の抱擁。何回勝っても、うれしいですよ

11月「樋口久子三菱電機レディス」では初日から首位を守る完全優勝。左手親指痛から前週に復帰したが、1カ月の休養中はゴルフと距離を置いた。「休んでいた間は本当にゴルフが嫌で、見るのも聞くのもやるのも嫌だった」。それでも都内の自宅で人生初のひとり暮らしを経験。「ゴルフをしない“普通の生活”がすごく新鮮で、料理や洗濯などを楽しむことができた。復帰する時には『すっごくゴルフをやりたくない』が『ちょっとやりたい』になってました」と明かした。