国内女子ツアー12戦連続中止 「中京テレビ・ブリヂストンレディス」も
渋野日向子、宮里藍、上田桃子…ご当地プロの活躍を調べてみた
2020/04/16 06:45
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、トーナメントの中止が続いている国内女子ツアー。試合数が減ることで、例年に比べて優勝回数や賞金総額は大きく変わってくる2020年。とはいえ、選手にとってシーズンを通じて大きな目標は変わらない。優勝はもちろんだが、賞金ランク50位以内に与えられる来季の出場権をかけた賞金シードの獲得だ。
そこで2000年から2019年までの20年間、賞金ランク50位以内の選手1000人の出身地を調べ、47都道府県の活躍ぶりを比べてみた。
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まず1位がツアー50勝で永久シードの不動裕理、上田桃子、有村智恵らの熊本で76回。2位が07年から11年連続で賞金シードを保持した服部真夕、穴井詩、原江里菜らの愛知の68回が続いた。
52回の3位に吉田弓美子、西山ゆかり、原英莉花らの神奈川と村口史子、葭葉ルミ、永井花奈らの東京が並んだ。
元世界ランク1位の宮里藍さんの沖縄は36回で7位。昨年、国内ツアー4勝の渋野日向子の出身地の岡山は13回で20位につけた。
一方、秋田や奈良など2000年以降に一度も賞金ランク50位以内に入っていない地域が9県あった。
ツアーは、第12戦「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」まで中止が決定。開幕の見通しはいまだ不透明だが、再開後は、こんなご当地出身プロへの応援で盛り上がるのも一興だ。
<2000年以降、賞金ランク50位以内に入った出身地別の主な選手>
出身地 | 回数 | 主な選手 |
---|---|---|
熊本 | 76 | 不動裕理、上田桃子、有村智恵 |
愛知 | 68 | 服部真夕、穴井詩、原江里菜 |
神奈川 | 52 | 吉田弓美子、西山ゆかり、原英莉花 |
東京 | 52 | 村口史子、葭葉ルミ、永井花奈 |
福岡 | 39 | 馬場ゆかり、福田真未、北田瑠衣 |
宮崎 | 37 | 大山志保、柏原明日架、永峰咲希 |
沖縄 | 36 | 宮里藍、上原彩子、比嘉真美子 |
北海道 | 34 | 菊地絵理香、小祝さくら、藤田光里 |
鹿児島 | 28 | 横峯さくら、香妻琴乃、勝みなみ |
広島 | 26 | 岡本綾子、佐伯三貴、表純子 |
千葉 | 21 | 成田美寿々、飯島茜、大西葵 |
福島 | 21 | 小林浩美、酒井美紀、高橋美保子 |
茨城 | 19 | 畑岡奈紗、下村真由美、三塚優子 |
群馬 | 18 | 茂木宏美、青木瀬令奈、大出瑞月 |
栃木 | 18 | 藤田さいき、斉藤裕子、甲田良美 |
静岡 | 16 | 渡邉彩香、大城あかね、天沼知恵子 |
山口 | 16 | 原田香里、藤井かすみ、藤野オリエ |
徳島 | 15 | 鈴木愛、堀琴音、堀奈津佳 |
大阪 | 14 | 岡山絵里、濱田茉優、木村彩子 |
岡山 | 13 | 渋野日向子、藤本麻子、東浩子 |
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