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気分転換に「裁縫」 日本滞在を選択した李知姫/いまどうしてる?

韓国女子プロゴルフは14日開幕の「KLPGA選手権」(楊州市・レイクウッドCC)で、世界の主要ツアーに先駆けて再開する。世界ランキングトップ10から3位パク・ソンヒョン、10位イ・ジョンウン6ら米ツアーでも活躍する韓国人選手らが参戦。日本ツアーを主戦場とするイ・ボミアン・ソンジュも出場する。

しかし、日本ツアー23勝を誇る韓国の李知姫は出場権があるものの参戦を見送った。現在は東京に滞在しながら、日本ツアーの開幕を待っている。10日までに電話インタビューに応じ、心境を語った。

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「試合をやることが決まったのも最近ですし、韓国での試合も『今後、何も起こらなければやります』といった感じかなと。移動すると、感染のリスクも怖い。なるべく移動はしないほうがいい」。韓国では全ての入国者に2週間の隔離が義務付けられており、大会開催も直前まで不透明と判断してのことだった。

1月20日から1カ月間、米サンディエゴで自主トレを行った後、現在は千葉のコースで練習する以外は不要不急の外出を減らしながら、都内の自宅で過ごす。オンライントレーニングにも力を注いでおり、「トレーナーさんに見てもらっています。一人でやるのとは効果が全然違いますね」。チューブやボールを使いながら、毎日2時間みっちりと汗を流す。

5月の大型連休中も感染拡大防止のため、東京都はステイホームを呼びかけていた。ストレスもたまりそうな日々だったが、気分転換につながったのは「裁縫」だという。「今はすごく時間があるのでYouTubeを見ながら、サイズが大きかった服とかを直して着ています。簡単ですよ。誰でもできます」と笑った。

2001年から19年連続でシード権(賞金ランク50位以内)を獲得し、生涯獲得賞金はツアー歴代2位となる11億9973万3359円。渋野日向子ら若手の勢いにも負けない経験値がある。

10日現在、開幕戦から15試合連続、7月の1試合を含め16試合の中止が決まっている日本ツアーのシーズン開幕は依然不透明のまま。「まずは早めに1勝しておきたいです。それとメジャー優勝もしたい」と41歳は気持ちを整えた。(編集部・玉木充)

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