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古江彩佳は連続ボギーなし新記録へあと18ホール 申ジエ超えなるか

◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 事前(30日)◇ザ・クラシックGC(福岡)◇6761yd(パー72)

64ホール連続ボギーなしでプレーしている20歳の古江彩佳が、ナショナルオープンで日本記録に挑戦する。今大会初日にボギーをたたかなければ、申ジエ(韓国)が持つ81ホール連続ボギーなし記録を抜く。

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2試合前の今季国内メジャー初戦「日本女子プロゴルフ選手権」最終ラウンドの前半8番を最後にスコアを落としていない。2週間前の前戦「デサントレディース東海クラシック」は3日間ボギーなしでプロ転向後、初優勝を飾った。支えているのは、試合がない期間に磨いたショートゲームの正確性だ。92.6901%で全体1位のパーセーブ率、77.1739%で全体1位のリカバリー率を駆使して安定感のあるプレーを見せている。

36ホールの事前ラウンドを終えた記者会見の場で記録への意欲を改めて問われ、「運が良ければ、ですね」と控えめに笑って、こう続けた。

「(達成)できればすごくうれしいんですけど、そこを意識しすぎるとうまくいかないことも多いと思う。長いホールも多いので落とし穴は多い。この1試合を頑張ること」。パー72に限ればツアー歴代最長となるコースを前に警戒心を緩めていない。

連続ボギーなしの日本記録は申が2015年にマークした。古江が第1ラウンドの17ホールをボギーなしで回れば記録に並び、ボギーなしで18ホールを回り切れば日本記録を更新する。さらに初のメジャー制覇、2大会連続優勝への期待もある。

「うまくいけて優勝という形になればうれしいですけど自分の力はまだまだだと思っている。400(yd)を超えてアゲンストになるホールは長い。注目される2人と同組でうれしいし、自分のプレーを通せれば良い」。最注目組の笹生優花小祝さくらとのペアリングを歓迎し、自然体で運命の18ホールに入る。(福岡県宮若市/林洋平)

<連続ボギーなし記録>
81ホール/申ジエ/2015年
80ホール/アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)/2004年
80ホール/ポラニ・チュティチャイ(タイ)/2016年
77ホール/宮里藍/2005年
77ホール/鈴木愛/2019年
76ホール/森田理香子/2013年
75ホール/不動裕理/2007年

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