2020年 日本女子オープンゴルフ選手権
期間:10/01〜10/04 場所:ザ・クラシックGC(福岡)
「顔も良いな…」 上田桃子は一目ぼれパターで好発進
◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 初日(1日)◇ザ・クラシックGC(福岡)◇6761yd(パー72)
4アンダー3位と好発進を切った上田桃子は、手応えに反するスコアに首を傾げた。「うーん、何か不思議な感じです。自分的には今年の中で、ショットは良い方ではなかった。調子が良いと思ったときの方が予選落ちするし、調子が悪いと思ったときの方がスコアは出たりする」
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内容に苦笑いする5バーディ、1ボギーの「68」。流れを作った場面はバーディホールではなく、パーセーブした前半18番だったという。「4、5mを入れた。グリーンを外しても良いアプローチが多かった感じですね」。5番、8番(パー5)と後半2つのバーディはともにショットが乱れラフからだったが、ピン1mに絡めた。
本調子でなくてもスコアをまとめた要因の一つは、パターの変化だ。2週間前の前戦「デサントレディース東海クラシック」の練習日、クラブ契約するキャロウェイのツアーバンに置かれたマレット型のオデッセイ トゥーロン パター アトランタを一目見て惹かれたという。
「(パターの)顔も良いなと思って、キープしておいてもらった。今週のグリーンが重かったら使おうと思っていた」。普段はピン型を愛用するが、今大会で初投入を決め「座りが良い。(パター変更が)良かったかなと思う」と口にした。
米女子ツアーを兼ねる「TOTOジャパンクラシック」(2020年は日本単独開催)で2勝を挙げるなど日本ツアー通算15勝をマークする2007年賞金女王も、国内メジャーは未勝利だ。「(傾斜に切られ)3パットを誘うようなピン位置が多かった。あすはどうか分からないけど、つける位置に気をつけながらプレーしたい」とメジャーセッティングに気を引き締めた。(福岡県宮若市/林洋平)