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脇元華はリズム重視でパット開眼 目に焼き付けた“女王”のリズム

◇国内女子◇富士通レディース 2日目(17日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6659yd(パー72)

一日中、冷たい雨が降り続いた2日目に、脇元華が4バーディ、1ボギーの「69」で通算2アンダー。ツアー初優勝に向けて、首位と3打差4位に浮上した。

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今季は7試合に出場して最高位は「NEC軽井沢72」の48位。「スコアもぜんぜん出なくて、自分のやっていることが間違っているんじゃないかと思った」と深く悩むこともあったという。特に不調だったのはパッティング。「3パットや4パットもあった」という状況で、周囲にアドバイスを求めながら、なんとか光明を見出そうとした。

そんな開幕前の木曜日、パッティンググリーンで練習をしていると、上田桃子も同じ時間に球を転がしていた。「アドレスや打ち方も全部好きで、参考にさせてもらっていた」という元女王のパッティングを、お願いして動画に保存させてもらったという。それをスタート前や車での移動中に繰り返し眺めて、リズムを「目にやきつけました」と今週の好結果につなげている。

「まず目標にしているのは初優勝。そこに一歩近づけている状況なので、あすも悔いなく自分を信じてプレーをしたい」という23歳。「パターのリズムだけ考えてやっていきたい」とやることは明確だ。(千葉市緑区/今岡涼太)

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2020年 富士通レディース 2020



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