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西村優菜 今季3度目のトップ10は自己ベスト4位

◇国内女子◇富士通レディース 最終日(18日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6659yd(パー72)

好天に恵まれた日曜日に4アンダー「68」で回った西村優菜がアマチュア時代を含めてもツアーで自己最高となる4位に入った。ノーボギーでのラウンドは「最終日にできたのがすごく大きい」と喜んだが、後半数ホールでチャンスを外し「パターが悔しい」と反省も忘れなかった。

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厳しい雨風に見舞われた2日目は、わずか8人しかいなかったアンダーパーとなる「71」をマークした。「目の前の一打に集中して、焦らないでやりました。ティショットはフェアウェイに置いて、グリーンはセンター狙いで2パット」と丁寧なプレーでつなぎに徹した。

最終日は7番(パー5)で3打目をミスしてファーストパットは約20m。「(カップを狙うには)カラーより外側のフェアウェイを通るライン。パターならすごく振り幅を大きくして打たないといけなくて、それならユーティリティで転がした方がいい」とグリーン上でユーティリティを使う奇策を披露。「ナショナルチームでオーストラリアでプレーしたとき、下が硬くてウェッジを持てないので使ったことはある。でも、グリーンからは初めてです」とうまく1mにつけてパーセーブした。

「日本女子プロ選手権」では最終日最終組をプレーしたが、「76」と崩れて7位に終わった。今週は優勝争いには届かなかったが一歩前進。「どの試合も目標はトップ10」という中で、今季3度目のトップ10入りを記録した。(千葉市緑区/今岡涼太)

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2020年 富士通レディース 2020



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