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日本5連戦→全米女子 渋野日向子ノンストップ秋冬の陣

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 事前(29日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6585yd(パー72)

親友・大里桃子との練習ラウンド中、いたずらっぽい表情を浮かべ、おもちゃの蛇を大里のキャディバッグ付近に置いた。「桃子のキャディさんが『下を見て』って言ってくれて。かわいい声で驚いてくれました」。4カ月ぶりの国内復帰戦にも、周囲を和ます姿は以前と変わらない。ただ、渋野日向子は米ツアーでたっぷり受けた刺激を胸に精力的に調整に励んだ。

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大里が9ホールでラウンドを終えた後は、一人でさらにアウト9ホールを回った。18ホールで感触を確かめ「マネジメントや組み立て、あとはロングパットの距離感も。マネジメントを考えつつ、今まで通りの攻めのプレーをしたい」と言い切った。過去のピン位置から切られるカップを想定し、各グリーンでパット練習を繰り返した。

2カ月に及んだ夏場の米ツアー6試合を終え、心境に変化が出た。「自分が思っていることを(チームのメンバーに)より伝えるようになりましたね。口に出すようになりました」。技術面は「全部が欠けていた」と愚直に自らの課題と向き合う。パットの距離感は修正に取り掛かっている。「あとはロングアイアン、ユーティリティ、フェアウェイウッドの精度。(海外では)飛ぶ方ではない分、長いクラブを持つことが多かった」と付け加えた。

帰国後の2週間は、岡山県の実家で家族と過ごした。母の手料理を味わった。五輪強化指定選手のため、事前に申請したゴルフ場や練習場での調整は認められ「なるべく人と会わないように練習をしました」。40ydや80yd~100ydのショートゲームにも時間を割いた。

「アメリカで戦ってみて、私一人では何もできないと感じた。今まで以上に覚悟を持たないといけないと思ったし、今まで以上にアメリカでやりたいと思った」とうなずいた。2020年の国内ツアー最終戦となる11月の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」まで日本で5連戦を組み、その後12月の「全米女子オープン」に向けて渡米する予定。「アメリカで吸収したことも取り入れながら、攻めのゴルフをしたい」と力を込めた。(埼玉県飯能市/林洋平)

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2020年 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント



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