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笹生優花「63」も「ヤバイことはしてない」 3位畑岡奈紗の仕上がりは「6、7割」

◇国内女子◇TOTOジャパンクラシック 最終日(8日)◇太平洋C美野里C (茨城県)◇6554yd(パー72)

今季2週連続優勝を飾ったツアールーキーの笹生優花がボギーなしの9バーディ、「63」をマークした。自身のベストスコアタイでもあるが、「ショットでベタピンについたとかもなく、フェアウェイにいったし、パターもまあまあ入ってくれた。すごいヤバイことはしていない」と淡々とプレーを振り返った。

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7アンダー12位からのジャンプアップで、一時は首位の申ジエと並んだが、プレーオフの可能性は「20%あるかなと思っていたくらい」と19歳らしからぬ冷静沈着ぶり。プレー中も「首位との差とかは本当に頭になくて、ルーティンとかに集中していた」と“楽しくゴルフをする”というモットーを貫き通し、3打差の通算16アンダー2位で終えた。

2020年での試合も残りわずかとなってきたが、勝利数は特に掲げずにルーキーイヤーを走り切るつもり。「まだプロになったばかりなので、何をやればいいかははっきり決まっていない状態。いろいろ経験して勉強を」と話した。

一方、米ツアーを主戦場にする畑岡奈紗は7位から出て「66」でプレー、通算14アンダー3位で国内ツアー2戦目を終えた。前半8番(パー3)で1m弱に寄せるなど3日間通して「ショットは一番よかった」とうなずいた。

それでも「6割、7割くらいの仕上がりで、これだとなかなか上に行けないと思う」と満足はしていない。4位で終えた10月の「全米女子プロ」時の仕上がりが「100に近い9割くらい」とし、12月に開催される今年最後の海外メジャー「全米女子オープン」(12月10~13日/テキサス州チャンピオンズGC)に向けてもギアを上げる。「(全米女子は) 予選ラウンドが2つのコースでやるみたいなので、しっかりコースは頭に入れてしっかりボールの打ち分けをするのが大事かなと思います」と早くも気持ちを切り替えた。

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