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渋野日向子 2021年の目標は「オリンピックに、というよりは米ツアー」

◇国内女子メジャー第3戦◇JLPGAツアー選手権リコーカップ 最終日(29日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6543yd(パー72)

2020年国内ツアーの最終戦を今年最高の3位で締めくくった渋野日向子が、来年に向けた胸の内を明かした。2021年には延期となった東京五輪が控える。世界ランキングでは、畑岡奈紗に次ぐ日本勢2番手の15位で、16位の古江彩佳に迫られている。だが、オリンピックの位置づけは「過程」であり、目標の終着点には置いていない。

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「オリンピックに、というよりはアメリカツアーの方が気持ち的にも強くなってきている」。いまだ新型コロナウイルスが収束しない現状で、東京五輪の開催にも不安がつきまとうが、「米ツアーに出るためって考えたらゴルフ自体もレベルアップしてくると思うし、それによって結果が上がれば世界ランキングも…」と冷静に目指したい方向を見極める。

プロ3年目となる今年は「苦しんだ」とゴルフに対しての考え方や自分の気持ちと向き合う一年となった。「まだまだつらいことはこれからも沢山あるとは思う。だけど、まだまだゴルフ人生は長いので、いろんな経験をしてまた新しい自分のゴルフを見つけていけたらいいかな」

集大成として、米ツアーの大舞台、海外メジャー「全米女子オープン」(12月10日~/テキサス州チャンピオンズGC)に臨む。「自分らしいプレーが改めて米国でできれば。日本でもちょっとずつ調子良くなってきているし、そんな感じのゴルフがアメリカでも出来たら予選通過できるかなと思う。そこを目指していきたい」。まずは予選を通過して、4日間戦い抜くことが喫緊の課題だ。(宮崎市/石井操)

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2020年 JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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