妊娠7カ月の横峯さくら「胎動を感じた」“産休”トークも/11月
横峯さくらは来秋復帰目指す ママゴルファーに“託児キャンピングカー”計画も
妊娠8カ月の横峯さくらが26日、女子バレーボール元日本代表の大山加奈さんとのオンライントークを公開した。ともに来年2月に初めての出産を控える妊婦ならではの不安や期待を本音で交わし、横峯は同年9月の戦線復帰を目指すことを明かした。
昨年のイベントで意気投合し、横峯から連絡先の交換を申し出たという間柄。ともにアスリートで、2カ月後の第1子誕生を待ちわびている(大山さんは双子を妊娠中)。11月上旬の「TOTOジャパンクラシック」を最後にツアーを離れた横峯は「きょうもラウンドに行ってきた」と順調な様子。「妊娠8カ月でもプレーできるのかなと。お医者さんには今までやってきたスポーツなのでゴルフをするのは問題ないと言われていて、何週までできるのかと記録をつけている」と元気に話した。
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2014年に森川陽太郎さんと結婚し、妊娠には「ゴルフも楽しく試合もあったので葛藤もあった」という。1週間前には「血糖値が高すぎる」と診断され、1日入院した。毎日食事を6回に分け、4回以上血糖値を計っているところ。新型コロナウイルス感染拡大の影響から、出産時に森川さんが立ち合えないのが不安で、「未知の世界すぎて」とゴルフ場とはまったく違う心境を日々味わっている。
日本女子ツアーには米国のように選手が出産した子どもを試合会場で預かる制度がなく、横峯はいずれ同じ境遇のママさんプロゴルファーをサポートしたいという。「私が子どもを授かって復帰したときにキャンピングカーを1台買って、保育士さんもいて子どもを預けられるところを提供できたら。選択肢が広がるといいなと思います」
出産後の復帰は「9月頃を予定していますが、体と相談しながらなるべく早く復帰できるようにと考えています。コロナが落ち着けばアメリカでプレーしたい」と明言。「復帰までどれくらいかかるんだろうという不安が一番大きい。ただ、お腹が大きくてもいいスコアで回れる、クラブの芯に当たらなくてもスコアは作れるんだなと思った。今よりも悪くはならないだろうと思ってもいて、妊娠中に発見もあって楽しみもあります」とカムバックへの希望を笑顔で語った。