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国内女子初戦開幕に向け 笹生優花と原英莉花に師匠が送る言葉

国内女子ツアーの2021年初戦「ダイキンオーキッドレディス」(3月4日~/沖縄・琉球GC)の開幕を翌週に控えた27日、尾崎将司が愛弟子たちにエールを送った。

現在、賞金ランキング1位に立つ笹生優花について「女子の中であれだけパワフルなスイングができる選手はこれまでいなかった。努力によってあそこまでのヘッドスピードや体力になる。女子があれだけできるとは思っていなかったので見直したよ。女子はライバル意識が強いし、負けず嫌いだから、男子と違って競い合いみたいなのがある。ああいう選手が出てくれれば、他の選手も一層の努力をするんじゃないかな。ファンの人たちに見てもらって、楽しんでもらえればいいと思う」と話した。

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同じく、昨年の国内メジャーで2連勝を達成して同ランク3位につける原英莉花については「みんな努力家だけど、彼女の場合は特にやらなくちゃいけないことを着実にやっている。トレーニングにしたって、練習にしたってそう。自覚が出てきているんじゃないかな。だから、楽しみは楽しみだね」と目を細めた。

「もう一人前になっているから(直接)言うことはない。自分で頑張ればいい」と、開幕直前に本人たちに直接声をかけるようなことはなかったという尾崎。それでも、活躍著しい愛弟子たちに大いに期待を寄せていた。

その一方で、心配なのは男子たちだ。「俺はやっぱりスポーツは男子が頑張らないといけないんじゃないかなと思う。こんなことを言うと、なにか言われちゃうかもしれないけど…やっぱり女にないものが男にはあるからね。海外を見ても、みんな身体がすごく良くなってゴルフがメジャースポーツになってきている。日本でも頑張ってもらいたいけど、松山(英樹)以外に出てこないのが非常に残念なところでもある」

さらに「男子はなかなか人に認めてもらえないツラさはあるね。話題になるようなことをやらないと、人から興味を持たれない。(石川)遼にしたって、松山にしたって、プロになってヨーイドンでああいうことをやっている。そういうことをやってくれる選手が出てくるのを期待して待ちたいね」と続けた。

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